202007/28
長い梅雨になりました。
おはようございます。
ドンヨリとした梅雨空の広がる東京日金本社。
まだ梅雨明けにならない ^^;
九州で大雨を降らし大きな被害が出てしまった今年の梅雨ですが、しつこく前線が居座っています。
西日本で今週の中頃に、関東でも日曜日あたりに明けるかもとの予報です。
ムシムシと日本特有の暑さにウンザリですね。
コロナの影響もあり、鬱々としているときに・・・^^;
早くスッキリとした夏空が見たいです。
さて、堅調に上昇してきた銅相場ですが、ここに来て調整局面になっています。
米中対立の激化が原因ですが、お互いの総領事館閉鎖を命じた事が引き金です。
新たな緊張を意味していて、今後の成り行きに要注意です。
アメリカもコロナ感染に苦しんでいる中ですが、中国共産党に明確にNOを突きつけたことになる。
経済大国世界1位と2位の対立ですので、感染症に苦しむ世界経済にとって大きな痛手になりかねません ^^;
日本の一般人としては、とりあえず感染を抑えてからでいいのでは?と思うのですが、相手が苦しんでいる時に仕掛けてやると言うことなのでしょうか。
景気の回復に影響が出るのは必至です ^^;
景気回復とは関係無く、景気回復期待で上昇してきた銅相場もここに来ての足踏みはしょうが無いですね。
しかし、中国の資源購買意欲は衰えず、LME銅在庫は減少を続けています。
米中対立の激化は相場の調整材料にはなりますが、下落材料にはならないのか。
日本においても今年の梅雨は雨が多く、降雨が集中した地域では被害も出ていますが、梅雨前線の先は中国本土にも停滞し、大きな被害が出ています。
揚子江流域が最も洪水被害が大きいと言われていますが、その中でも心配されるのが三峡ダムです。
建設当時から、欠陥を指摘されるなどの問題が多いダムと言われています。
そのダムの決壊が懸念されています。
警戒貯水量を大きく超えているので、下流域の洪水被害は承知の上で放流をせざるを得ない緊急事態。
万が一ですが、大きな決壊を起こせば中国の経済活動の自動車産業を担う地域が水浸しになり、経済損失と同時に景気減速になると予想されています。
今週を乗り越えれば、中国の洪水もおさまるのだろうか。
異常気象も含め、何が起こるか分からないですので、自然災害には自分達も厳重に注意していきましょうね。
現状では、中国国内の需要が旺盛ですので、銅相場に大きな下げ圧力は無いと考えますが、超低金利による各国の景気対策と景気回復を狙ったインフラ投資、中国の景気回復期待と南米のコロナ感染拡大による鉱石供給が滞る懸念が材料視されています。
未だ下げ材料は見当たらず?? ^^;
どうなるのでしょう??
日本においては、景気回復なんて夢のまた夢。
感染拡大に戦々恐々で仕事どころでは無いと言うのが本音でしょうか。
どうやら、またマスクを配るようです。
皆さんは、あのマスクを使いましたか??
日金ブログ担当は、顔がデカいのか異常にマスクが小さく見えるので使いませんでした ^^;
まあ、誰も私の事なんか見てないとは思いますが・・・^^;
コロナとの戦いはまだ続きそうです。
くれぐれも気を緩めて、接待を伴う飲食店に行かないようにしようと思います。
毎回聞きますが、なんと回りくどい言い方 ^^;
梅雨が明けたら気分も変わるでしょうか。
皆さんも気を付けて、頑張って行きましょう。
ではっ。