202012/03
師走ですよ~^^
おはようございます。
冬っぽい空気を感じる東京日金本社。
寒い季節は暑いのよりも嫌い。
寒さのせいで体に力が入ってしまって・・・疲れます。
熱中症のような命に関わるような気温は東京ではなかなか無いですが、寒いものは寒いのです。
レンジでチンする湯たんぽを愛用している日金ブログ担当は寒がりなのかも知れません。
寒さに負けず師走を乗り切るためにも熱燗で体を温める事はサボらないように気を付けて行こうと思います ^^
さて、無駄な話が多いこのブログですが、最近の銅相場急騰の内容も書いておこうと思います。
7年ぶりの高値を付けている銅相場ですが、未だに下落するような雰囲気を感じさせない。
なんでこんなに上がっているのでしょうか?
新型コロナの感染が始まった2月頃から世界的感染拡大になった3月にかけては急落をしていた銅ですが、中国が感染の封じ込めに成功し経済活動を再開した頃から上昇を始める。
その頃、日本ではロックダウン、三密、マスクの転売ヤーなどの話題で暗いニュースばかり。
もともと、世界需要の半分を占めると言われる中国の銅需要ですので、反転上昇した事にはうなずけます^^
でも、こんなに上がるとは思っていなかったのも本音です ^^;
この相場が分かっていれば・・・あんなこと、こんなこと・・・出来たのに ^^;
まあ、分からないから相場なのだと自分自身を励まして今日も頑張っています ^^;
愚痴はこのくらいにして、現在のLME銅相場は7700ドルあたりをウロウロ。
7年ぶりですので、スクラップ価格が自分自身に馴染まないというか、計算間違ってる??っと不安になるほど高いのです。
では、この価格が天井なのか?っと考えると、そうも思えない感じがする。
相場勘とかでは無いのですが、現在の世界的な金余りと脱炭素社会を掲げる世界各国の動向が100年に一度の大変革期を迎えていると言われています。
その主役は自動車。
純粋なガソリンエンジン車は2030年頃には新車販売が禁止になり、ハイブリッドまたは電気自動車にシフトされる。
環境保護の観点から、Co2の排出を削減するために自動車の仕様変更は避けては通れない。
今までの技術を捨てて、エンジンそのものを変えてしまうのだから、とんでもない変化ですよね。
その車に使用される電気モーターなどには、パワーを出すために多くのレアメタルが必要で、車の電動化にはベースメタルの銅は不可欠です。
電気を使う場合にはどうしても導電させるケーブルが必要になりますので銅需要が高まる事は安易に想像出来ます。
あまり高すぎる相場は怖いですが、下がる要素が見当たらない相場も珍しい。
ここまで来たら無責任ですが、なるようにしかならないと諦めて、相場は無視するしか無いと考えています。
予想になりませんね ^^;
コロナ後の世界を考えると、脱炭素と循環経済という大きな二つのテーマによって世の中が動くとニュースでも言っていました。
確かにこの先の未来には、このテーマが合致しています。
脱炭素のテーマは日金のような小さな会社で対応するには個々の対応しか出来ませんが、金属リサイクルに使用する機器などは環境負荷の少ないものを選んでいく努力はしていきたいと思っています。
また、循環経済には貢献出来ると考えています。
『金属リサイクルで未来に貢献』
この言葉は私たちの名刺に書いてある日金のテーマです。
資源を有効活用して社会に貢献出来たら良いなって常々思っています。
また、ひとりでは何も出来ないので・・・
『出会いに感謝』
これも名刺に書いています。
人との出会いに感謝して付き合うことで、未来の社会に貢献していきたいと考えています。
マジな話ですが、この気持ちを忘れないように15年くらい前に作った名刺をずっと使っています。
この日金のテーマはずっと変えずに行こうと思っています。
皆さん、今後とも日金をよろしくお願いします。
師走にて、思った事を書きました。
ではっ。