202104/05
桜が散って葉桜に。
皆さん、こんにちは。
先月は一度しか更新しませんでした ^^;
個人的な事情があってのことですが、言い訳がましいので・・・。
今月は気持ちを新たに頑張りますので、よろしくお願いします。
コロナ禍での花見は寂しいものになりましたが、季節の移ろいは早く、もう既に葉桜になってしまった東京です。
今年は暖かい日が続き、入学式などを待たずに満開を迎えました。
いずれにせよ花見で一杯という状況ではないので印象の薄い?桜の季節になってしまいました ^^;
来年こそは桜の木の下でユックリと酒を酌み交わすような季節を迎えられるように頑張って行きましょうね。
さて、多くの企業が新しい期を迎えた4月ですが、銅相場は膠着状態です。
年初から急騰していましたが、さすがに息切れして横ばいを続けています。
4月の新年度入りをきっかけにして相場が動き出すことも考えられますので注意が必要な月になるかも知れません。
コロナ禍になってから急落した銅相場ですが、LME銅相場4600ドルあたりを底値にしてから右肩上がりを続けています。
最安値から計算すれば約2倍になっています。
日金ブログ担当は右肩上がりの角度に注目しています。
相場予想がほとんど当たらないからヤケクソになっているわけでは無いですが、この上昇角度が大事だと考えています。
急な角度で上昇すれば早く相場下落に向かい、なだらかな上昇角度であれば長い上昇になると考えています。
マラソンで例えれば、ダッシュで飛び出してもあっという間にバテてしまうのと同じイメージでしょうか。
また、相場ですので行き過ぎることも多々ありますが、その都度調整が入り、底値からの上昇角度のラインに近づいて来ます。
そのラインは相場参加者の損益分岐点になっていると考えています。
そのラインの上で相場が動いている時は、買いの人が儲かっていると考えられます。
今回の相場ではLME銅相場9600ドルを付けてから調整が続いていて、4月になってそのラインに接近しています。
と言う事は、そろそろ調整局面が終わりになり、相場が動き出すタイミングを迎えるのかも知れません。
タイミングが近づいているとは思うのですが、上昇するのか下落するのかは分からない ^^;
そんな事が分かれば、重い荷物を扱う事も無いだろうと思います。
世の中の金余りによる商品相場への投資は継続すると予想しています。
また、脱炭素の流れの中で電気自動車など需要が高まっていく。
さらに、アメリカの巨額な財政支出でインフラ投資が行われると予想すれば金属の需要は大きく増えるでしょう。
電動化を目指す世界では、ベースメタルの銅がもっともテーマに沿った金属であると考えるのは間違いだとは思いません。
以上の事から、銅相場は値固めをしていると考えることも出来る。
外部環境は上げ要因の方が多いと思われる。
しかし、リーマンショックの時にもそんな事を考えていたような・・・^^;
確か、その前年にサブプライムローンの危険性を指摘する報道があったのに気にもとめていなかった。
サブプライムローンではありませんが、今回もアルケゴス・キャピタル・マネジメントというアメリカのヘッジファンドとの取引で日本の金融機関を含め大きな損失を出すかも知れないという報道があります。
また特別買収目的会社と言われる上場当時は事業目的も持たないSPACと言われる企業の上場が相次いでいるとの事。
空箱会社と呼ばれていますが、上場によって資金を調達し、買収によって利益を上げていくらしい。
金余りもここまで来るとバブルの様相を呈しています ^^;
いつまでも上げ相場が続くことは無い。
同じ轍を踏まないように気を付けましょうね。
スッカリご無沙汰してしまった日金ブログです。
来年の桜を楽しみに葉桜を眺めています。
第4波と言われていますが、コロナの終息を願っています。
自己管理だけでは防げないのかも知れませんが、自分に出来ることは実践していこうと思います。
皆さんも気を付けて行きましょうね。
ではっ。