202105/24
相場って分からないです ^^
おはようございます。
薄日が差す日金本社です。
関東は梅雨入りが近いようですが、今週は晴れ間が多いようなので宣言は先送りになったようです。
宣言が必要なわけでは無いですが、一応あれば安心するのでしょうか ^^;
緊急事態宣言も延長が議論されるようですが、長引かせるような政策よりも徹底的にやるしか無い状況です。
最優先課題はワクチン接種と言われていますが、実行力に乏しいような・・・。
こんな所にも規制と既得権があるのかと閉口してしまいます。
先進国の中で最下位のワクチン接種率に危機感を感じます。
この国の根幹が揺らいでいるように感じます。
国民への接種を早めることに注力して頂く事を願うばかりです。
さて、コロナ禍において相場の動きに変化の兆しが出てきています。
LME銅相場10700ドル台の高値を付けてからの調整局面になっていますが、少し状況が変化してきていることに注目です。
今までの上昇要因はコロナ禍からの経済の回復にいち早く成功した中国の金属需要の強さとアメリカの景気回復と大規模金融緩和です。
そこに世界各国による脱炭素という環境保護の流れが投資の潮流を大きく変化させたと考えられます。
環境問題の提起はいつもEUから発せられ、経済大国のアメリカと中国が追随するかが相場の大勢を決します。
今回は、トランプさんからバイデン大統領に代わったタイミングでもあり、コロナ禍での救済に大規模な金融緩和を進める民主党政権が政権を担っていることも大きな上げ要因。
金余りによる金融相場上昇や物価上昇に目をつぶっても景気回復を目指す政策です。
また、バイデン大統領は環境問題にも力を入れていてパリ協定への復帰なども実行されると思います。
脱炭素を進めて行くのは明らかで、銅需要は今後ますます増加する事が想像されます。
以上の事から、金属商品相場に下落する要因はひとつも無く、史上最高値まで駆け上がってきたと言うのが今の状況です。
しかし、変化の兆しを見逃してはならないと思っています ^^;
この一週間の事ですが、アメリカ連邦公開市場委員会において金融緩和縮小の議論が行われたとの話が出てきました。
金融緩和は、市場にお金をジャブジャブにさせて景気回復を目指す金融政策ですが、永遠に続ければ貨幣価値が下落し物価上昇をコントロール出来ないインフレが起こってしまうために劇薬とされています。
商品相場が史上最高値を更新した事もインフレのひとつと考えられることも出来ます。
金融緩和縮小をテーパリングと言いますが、いわゆる先細りの意味です。
先に行けば行くほど、徐々に細くなっていくと言う事です。
今回の急騰相場で変換点にあるのはこのキーワードしか無いですね。
あとは中国の物価を監視するとの発表。
金属相場の急騰に目を光らせているとの発表に市場が警戒しています。
世界の金属需要の半分を占める中国が物価上昇に懸念を示した事は相場の過熱を抑える効果はあると思います。
また暗号資産と言われるビットコインの暴落も気になるところ。
リスク資産の最たる商品と思われる仮想通貨ですので、最初に売られるのは納得できます。
鉱山のカナリヤでは無いですが、ビットコインの値動きは参考になるかも知れませんね。
いずれにせよ、この異常な高騰相場に慎重に対応していきましょうね。
コロナにも気を付けて行きましょうね。
今週は梅雨入り前の貴重な晴れ間になるかも知れませんね。
洗濯物などは全部片付けて、冬物と夏物の入れ替えなど・・・。
やらなきゃならない事がたくさんあります ^^;
まだまだ自粛が続きそうですので、少しでも生活しやすいように片付けておこうと思います。
お日様が出るだけで気分が良い ^^
皆さんも是非、今週のお日様を活用してくださいね。
ではっ。