202107/05
雨が続く東京です。
おはようございます。
梅雨も後半になり、雨の日が続いています。
週末には静岡県熱海で大きな土石流が発生してしまい、多くの行方不明の方がいます。
出来る限り多くの人が救助されるのを祈っています。
この土日の雨量は多く、災害が起きやすくなっていたとも考えられますが、熱海特有の地形と開発による盛り土が問題になっているようですが・・・。
今は所在の分からない方の安否確認が優先です。
毎年のように災害が発生している日本ですが、気候変動とインフラの弱体化が同時進行しているようにも感じます。
国内にはこのような地形は数知れず存在していると思われますので、インフラ整備に予算を多く取る時代になって来ているとも考えられますね。
私たちの老後も大事ですが、生活を守るための設備投資は必要になります。
命に関わることですので、国の予算にも注視していきたいですね。
さて、最近はめっきりと静かな銅相場です。
急騰、急騰を繰り返して来ましたので、少し落ち着いてくれるのは有り難いです。
精神的にもたないので・・・^^;
1万700ドルあたりの高値を記録してから、9000ドル~9500ドルの間で膠着しています。
中国の物価抑制策が発表されてから急激に動きが鈍くなりました。
一党独裁の国家においては、上からの指示は絶対です。
国家の方針に背くような行動は即罰せられますので・・・。
銅の相場は長い目でみれば上昇するのだろうと考えますが、目先の需要が急に伸びるわけでは無いので投資家の理屈は極端過ぎると思います。
現状の世界銅需要が3000万トン程度で、このままカーボンニュートラルを世界が推し進めて行くならば、2050年には需要が6000万トンに倍増するとの理屈。
確かに、あり得ないことでは無いですが、30年先の事など確証はありませんよね。
ですが、相場は先読みして現状の価格は安いと結論付ける ^^;
間違っているとは言えませんが、時間軸が欠落した論理のように思います。
今の中国、また世界では10000ドルまたは15000ドルの銅価格は消費者に受け入れられないので物価抑制策なのでしょう。
このまま世界経済が成長を続けて、給料が増加していくのなら物価の上昇も消費者に受け入れられて、銅相場の上昇も価格に転嫁出来る時代が来るのかも知れませんね。
日本においては、バブル崩壊後の失われた30年と言われるほど経済成長は停滞し、お給料の増加率が著しく低い状態が続いています。
利益は設備投資や人件費に振り向けるのが企業の役割かと思いますが、経営安定の下で内部留保に努力し、安く人を使う事が経営にとって大事との認識が生産性を下げたとも言える。
労働者を守りすぎる事が人材の流動化を停滞させ、人材が活性化しないのも原因かも知れません。
良い面もあれば悪い面もありますね。
日本がずっと持ち続けている問題です。
早急に解決しなければ世界から遅れる一方だと思います ^^;
話を銅相場に戻しますと・・・。
金曜日にアメリカ雇用統計が発表され、85万人の増加で市場予想を上回り、テーパリングの議論が進むかと思われましたが、失業率の0,1%悪化のニュースを重視してテーパリングはしばらく無いとの論調になり、銅相場は上昇しました。
なんとも気持ちの悪い相場です。
薄氷の上を歩いているというか、チキンレースをみんなでやっているような・・・。
長い目で見れば銅相場は堅調だと思いますが、今の価格が適正なのかは判断出来ないですね。
気を付けて行きましょうとしか言いようが無いです ^^;
あと2週間ほどで梅雨明けになるのでしょうか。
今年の梅雨は気温が涼しく感じるのは日金ブログ担当だけでしょうか?
東京都大田区が日金のある場所ですが、ようやくコロナワクチンの接種券が手元に届きました。
さっさと打ってしまいたいと思います。
色々な考えの方がいらっしゃいますが、早く日常に戻るにはワクチンは有効だと考えます。
痛かったかどうかは、またブログで報告しますね。
ではっ。