202201/12
寒中見舞い申し上げます。
こんにちは。
新年になり、今週あたりから本格的に仕事が始まる方も多いと思います。
お正月休みはノンビリ出来ましたか?
曜日の関係で比較的長く休みを取る会社が多かったように感じました。
日金では、7日間のお休みをいただきました。
ブログ担当は、コロナが落ち着いていたタイミングでもありましたので、家族で温泉旅行に行ってきました。
なかなか、外出するのも難しい昨年でしたので、久しぶりの旅行はとても楽しかったです。
年が明けてからは、オミクロン株の感染が拡大してしまい、旅行どころでは無くなりそうです。
この自粛が最終段階であることを願うばかりです。
さて、堅調に推移している銅相場ですが、4日に発表されたアメリカFRBでの議事要旨に相場は反応しています。
内容的には、インフレに厳正に対処しテーパリングを進め、今年の7月あたりから利上げを実施し、年末にはバランスシートの縮小があるかも?との内容だったと理解しています。
インフレは一時的と何度も語ってきたパウエルさんも完全に路線変更しましたね。
場合によっては、インフレの影響が長引くかも知れないとの意見もあります。
インフレは消費者を直撃しますので、一般の国民の不満がたまってしまうかも ^^;
政府が最も心配なのは、国民の不満鬱積でしょう。
アメリカと中国は対立していますが、この点では一致しています。
インフレ抑制にあらゆる方法をとるとは思いますが、行き過ぎたインフレ抑制は相場の大混乱を招きますので、難しい舵取りになる事が予想されます。
テーパリングからの金利上げの内容から考えると、株安になるかと思われますがそうでもない。
商品で考えれば、金利上げは金価格の下落になると思いますが、現実には金価格が上昇しています。
政府の金融政策よりもインフレヘッジのための金購入が進んでいるのでしょうか?
よく分からない。
本来ならば金利が上がるタイミングでは金価格は下がると思いますが、それよりもインフレリスクが高いと言う事でしょうか。
金融緩和を長引かせ過ぎた感じもアリ、市中の金余りが顕著になっているようにも感じます。
インフレと脱炭素とコロナが混在していて、どの情報が相場に影響を与えているのか判断が分かれるところです。
年初の予想として、インフレ抑制策により商品価格は調整に向かうと考えています。
ですが、流通の混乱は収まっていないので、まだしばらくは高い状態が続くのかも知れない。年央あたりにアメリカの利上げが行われ、年内に3回ほどの利上げ。
年末にはバランスシート縮小が始まると考えています。
上方向の力と下方向の力が均衡していて、動きの小さな年になると考えています。
為替は要注意の年で、ドル高円安が進みやすいと思います。
アメリカ大統領の中間選挙でドタバタが予想され、共和党が勝った場合には再びトランプさんが出てきて混乱を起こすかもしれない。
予断を許さない1年になりそう。
そこは心配ですね ^^;
日金では、昨年の設備投資を終えてひたすら頑張るのみ。
金属リサイクルが、世の中の役に立つように、また環境保護に役立つ活動をして行こうと思います。
今後、ますます資源循環は大事な仕事になっていくと考えています。
日々、進歩出来るように努力していきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
ではっ。