202204/13
桜の季節も過ぎて・・・
おはようございます。
日々ドタバタとしている間に、4月も中旬になってしまいました。
皆さん、お元気でしょうか?
ブログも更新しなければと思いつつ、明日やろうは馬鹿野郎と呟きながら・・・。
延ばし延ばしにしてきたのはブログ担当の怠慢であります ^^;
季節はスッカリ春になり、桜も散って夏の様な陽気に体力の低下を感じる今日この頃です。
世界は様変わりの様相になってしまいました。
相場にも大きな影響を及ぼしそうですので、少しずつブログを更新していきたいと思います。
お暇な方はお付き合いくださいね。
ロシアがウクライナ侵攻を始めて早くも一月半になります。
多くの民間人が犠牲になり、ニュースを見るたびに悲しくなります。
平和な日本で暮らせる事の有り難さを感じつつ、何か出来ることは無いのかと考えています。
戦争はそれぞれの思惑で行われるのでしょうが、一般の国民に被害が及ぶのは避けられません。
一日も早く終結させることを望みます。
さて、金属の話をさせて頂くと、資源大国であるロシアからの供給懸念が金属資源相場に大きな影響を与えています。
コロナ禍において物流の混乱と景気下支えのための金融緩和により、インフレ圧力が強まっていた所にロシアウクライナ戦争が起きてしまいロシア産資源の供給懸念が追加され、さらなる物価上昇圧力になっています。
こんな時にと感じた方も多かったと思いますが、難しい状況になっています。
インフレを抑えるために金融の引き締めを各国が急ぎますが、極端な政策は経済に冷や水を掛けてしまうことになるので、その判断も難しい。
今のところ、経済は落ち着いているように見えますが、今後の展開は不透明です。
物価を抑えるために金利を上げて、今まで市場に流していた余剰資金を吸い上げると考えられますが、日本の場合はそんな事をしたら経済が耐えられないとの判断で金融緩和継続を決定しています。
世界がインフレを抑制するために金融緩和縮小に向かう中で逆の政策を決めたことで日本円の下落スピードが上がりました。
現在は1ドル125円台まで下落。
LME銅相場は、ドルをベースに取引がなされるので、日本円が下落する事で日本国内の銅の価格は上昇していきます。
簡単に言えば1ドルが100円であったら、1ドルと表示されている商品は日本円で100円で買えますが、同じ1ドルでも現在は日本円で125円出さないと買えません。
日本国内では25%も値上がりしたと言う計算になります。
いま、起こっていることはカナリ私たちの生活にも影響を与える変換期だと思います。
今日の日本国内の銅建値は132万円です。
最高値近くに張り付いています。
資源の無い日本は海外からの輸入品で資源をまかないますので、日本円が下落する事で輸入品が値上がりするという構図は変わりません。
輸出大国である日本は円安になると企業が儲かると言うのは過去の話です。
今後の資源のあり方を真剣に検討するときだと思います。
最初に行わなければならないのはリサイクルですよね。
金属リサイクルを出来る事から始めて行きましょう!!
桜の季節が過ぎて、一番気持ちの良い時期になりますね。
花粉が収れば、日金ブログ担当も楽しめそうです ^^;
今年のゴールデンウィークは曜日の並びで長期のお休みが取りやすいとか。
まだ、コロナが終息しそうにありませんが、体調に気を付けて連休を楽しみに頑張って行きましょう。
ではっ。