202205/12
インフレと投機 ^^;
おはようございます。
ゴールデンウィークが終り、仕事モードになりきれないブログ担当です。
皆さんは真面目に働いていますか?
天気の良かった連休でしたので、ノンビリと気持ちよく過ごせましたね。
あー、次のお休みはいつなのだろうなどと考えてしまうのは私だけではないはず。
ですが、頑張って行きましょう!!
世の中、インフレという話が毎日のように耳に入ってきます。
食品の値上がりや水道電気などの光熱費、ガソリン価格の値上がり・・・。
数えたらキリが無いほどの値上げラッシュ ^^;
インフレとは物価の上昇のことですが、考え方として物価とは同じ金額でどれだけの商品を買うことが出来るのか??と言う事になる。
例えば、100円でどれだけの商品が買えるのか?
100円で缶酎ハイの350缶が買えたとします。
ところが、インフレによって120円に値上がりしてしまった。
これが物価上昇なのですが、言い換えれば通貨の価値の下落と考えることも出来ます。
さらに外国から商品を買おうとすれば、円をその国の通貨に買い換えて購入する事になります。
どうしてかと言えば、流通している通貨で支払わなければ決済してくれないから。
日本において、缶酎ハイを買う場合にドルを払う人はいません。
これと同じ理屈で、その国で流通している通貨で決済されるのが一般的です。
そこで問題になるのが為替です。
日本円の100円が外国の通貨に変換したらいくらになるのか?
代表的な例としてアメリカドルと比較すると1ドルに変換するために110円を支払えば足りたのに、現在は130円以上の支払いをしなければ1ドルに換えてはくれません。
これが円安ドル高です。
これは、日本円の価値が下がったと言う事です。
以前よりも多くのお金を支払わなければ、商品を購入する事は出来なくなったのです。
商品価格と通貨はいつもシーソーの上に乗っている状態であって、商品価格の上昇は通貨の下落を意味していて、インフレーションと言われます。
逆に商品価格が下がる場合は通貨の価値が上昇していると考えられ、デフレーションと言われます。
さらに海外から輸入する場合には、各国通貨との価値の上下も考慮しなければなりません。
上記の話を踏まえ、今の商品相場を考えると・・・^^;
昨夜のアメリカ消費者物価指数の発表は要注目でしたが、結果は前年同月比8,3%の上昇。
前月の前年同月比は8,5%でしたので、ほぼ同水準でインフレが進んでいます。
これを受けて、銅相場が下落すると考えましたが、どうやら違うのかも??
インフレの進行は中央銀行が最も嫌う事ですので、金利の引き上げなどによる金融引き締めが意識され、商品相場にとっては冷や水かと想像しましたが、何とも鈍感な反応です。
そもそも物価の上昇を抑えるために金融を引き締めるのですから、銅相場下落もやむなしでは??
落ち着いた相場展開に違和感をもっています。
金利の上昇局面で商品相場の上昇はあり得ません。
コロナ禍において供給不安の方が先に考えられているのかも知れませんね。
現在、LME銅相場9300ドルあたり。
今後の展開に要注意です ^^;
少し専門的な話ばかりになってしまって、ごめんなさい。
ブログ担当が考えていることをツラツラと書いてしまいました ^^;
次回はもう少し軽い感じのブログにしようと思います。
明日は大雨の予報ですね。
もうすぐ梅雨がはじまるのかしら。
爽やかな季節は短いですねぇ。
熱中症に気を付ける季節が始まります。
お気をつけください。
ではっ。