202205/30
分からないねえ ^^;
こんにちは。
梅雨入り前だと言うのに・・・真夏の陽気の東京です ^^;
異常気象と言われて久しいですが、5月ってこんなに暑かった??
梅雨入りすれば気温は収まる予報ですが、それにしても暑すぎる。
急な気温上昇は危険ですので、体が慣れるまで十分に気を付けましょうね。
さて、季節もよく分からなくなるような天候ですが、銅相場もよく分からない ^^;
まあ、ブログ担当が分かったためしは無いのですが・・・。
金融緩和の副作用によるインフレを抑制するためにアメリカFRBは利上げに舵を切りました。
本来ならば、金融引き締めに向かう局面での商品相場上昇は考えにくいのですが、コロナ禍における物流の停滞が継続していて現物が不足しているのでしょうか。
よく分からない ^^;
株式においては、NY株式はリーマンショック以来と言われる8週間連続下落を記録。
しかし、その後は上昇に転じています。
下がり過ぎと判断しての買いなのか。
適正価格になったとの判断なのか。
どのような相場も上げ続ける事は無いですし、下げ続ける事は無い。
それは分かっているつもりですが、どこが境目なのか??
まったく分からない相場です。
価格を構成する要素が多岐にわたるので価格の駆け引きは複雑です。
中国のゼロコロナ政策による経済減速は商品相場にとって大きなマイナス要因。
しかし、減速傾向の経済を立ち直させる政策が徐々に発表されている事による需要回復期待によって価格にプラスに働く。
さらに、コロナ禍での物流停滞とロシアウクライナ戦争が相次いで物価上昇要因となった。
現在の商品相場すべてに言えることですが、相場上げ情報には敏感に反応しますが、下げ情報には極端に鈍感な感じがします。
まだまだ金融緩和による金余りなのでしょうか?
ビットコインに代表される暗号資産は価格下落が鮮明になっているのは金融引き締めが影響していると考えられます。
やはり、価値の裏付けのないリスクの大きい資産から資金逃避が起きているのかも知れません。
その考え方からすれば、商品相場はこの先も上がっていく事が前提になるのかも知れません。
世界の人口が増え続ける限り、必要とする資源も増加していくと考えれば・・・。
需要は増える事に比例して、供給する事が求められる。
それがバランスしていれば、価格を変動しないと考えることが出来ますよね。
ですが、銅の生産はそれほど楽観出来ないそうです。
4000メートル級の高山からの産出、または300メートル以上地下からの産出になっているとの事です。
さらに環境規制が厳しい中で生産を行うのであれば、コストが下がる事は考えられません。
需要が供給を追い越すことが示唆された時には急騰していく恐れがあります ^^;
現在、世界は脱炭素社会に向けて動き始めました。
化石燃料から再生可能エネルギーへの転換は、電力需要を増大させます。
電力需要で最も必要とされる金属は、銅になると予想されています。
国内で銅を産出出来ない日本においてはリサイクル原料がどれほど大事な商品であるのかを再確認する時期に来ていると思います。
皆さんもご一考を!!
先日、お給料を銅の現物で払っても良いか??って社員さんに聞いたんですよ。
そしたら、速攻でヤダって言われました ^^;
銅は長い目で見れば値上がりするのかも知れませんが、銅でご飯は買えないからって。
その通りですよね。
商品は世の中の流れによって価格が敏感に上下するはずなのに・・。
何とも分からない相場です。
こんな時こそ、気を引き締めて行きましょう。
季節の変わり目ですので、体調にもお気をつけください。
ではっ。