202211/16
ビミョーなバランスの世界
おはようございます。
カナリの間が空いてしまいましたが、その間のブログ担当は流行病にかかってしまい、健康的な生活からはほど遠い状態でおりましたよ ^^;
今の世の中、どこでどのように感染しているのかさえ分からない。
自分自身は感染しないと過信していたわけでは無いのですが・・・。
ワクチン接種を副反応にも負けず継続していたのですが、感染しないわけでは無いのですね。
コロナ禍はそろそろ終息するのかと思いきや、また流行し始めています。
厄介なウィルスです ^^;
私の場合、軽傷と言えば軽傷だったのですが、倦怠感や咳などは陰性になった後もしばらく続きましたよ。
どうか、皆さんもお気を付けて。
ですが、ゴーツーも始まったので、気を付けながら遊ぶ世の中になるのでしょうか。
さて、最近の銅相場ですが、堅調推移としか思えない展開ですね。
金利を上げる局面で商品相場が上昇する理屈を考えてみましょう。
インフレ抑制のために金利を上げると言う言葉はニュースでも聞きますが、金利を上げれば物価が下がるのでしょうか??
始めと終わりだけを言えばそうなりますが、実際にはいくつかの過程が存在すると思います。
金利上げ → ローンや融資の金利が上がる → 借金をして投資する人が減り、住宅ローンを組んで家を買う人も減る → 設備投資や住宅の材料の売れ行きが減る → 物価が下がる
こんな過程が想像されます。
物価が上昇してもっとも困るのが、最終消費者である私たち一般の人たちです。
私たちの苦痛が和らぐまではカナリの時間が必要となりそう ^^;
よって、各国の中央銀行は景気が下落しても、金融引き締めは続けると言っています。
景気が悪化するから、購買意欲が減り物価が下がる。この理屈は変わりようが無い。
ところが、現在の株式相場や商品相場はどうでしょうか??
堅調推移となっています。
景気が悪化しても・・・って言っていたよね?
景気が悪化するなら株式相場、商品相場は下落するのでは??
今の相場はビミョーなバランスの上に立っている気がします。
コロナ禍において、大規模な金融緩和による金余りが継続しているのが主要因。
市場にばらまいた緩和資金を絞る必要がある。
極端な引き締めは暴落を引き起こすので、世界経済が目指す景気のソフトランディングのためには少しずつとなるのでしょうか。
ホントに可能なのかな?? 不安になる。
景気が悪化したニュース、物価上昇が少しでもスピードダウンしたニュースに過剰に反応する市場にバブルに酔った楽観主義が見える気がします。
誰もがリスクを恐れない事は、逆に非常に危険ですよね。
もう少し、リスクを検討する必要があると思います。
銅相場は、長期的に見れば上がると思いますが、短期的には危険な動きをするかも知れない。
世界需要の半分以上を消費する中国においてゼロコロナ政策は継続されています。
希望的観測で中国政府が政策緩和するとのニュースが度々登場し相場を煽りますが、恐怖感が無い投機資金側の情報操作のように思えます。
ロシアの武力侵攻は続いていますし、中国の台湾侵攻も危険性を検討しておく必要があります。
この混沌とした世界で、金融引き締めが景気悪化よりも優先されるならば、もう少し恐怖を感じる人が増加しなければ、相場は正常化しない。
本筋を見失う事無く、堅実に仕事をするようにしたいですね。
悪いニュースもポジティブ解釈をする市場は疲れます。
楽観論がいつまで通じるのか?
この先の相場は要注意と考えています。
体調も回復して仕事に集中出来るのはありがたいですよね ^^
普段は何も考えずに過ごしていますが、自分自身が体調不良になると健康の有り難さを実感します。
コロナ禍はまだ続きますが、健康あっての仕事だと言うことを忘れずに節度ある生活?をしようと思いました ^^
まだ、感染していない人はラッキーなのかも知れません。
いつどこで掛かるのかは分かりませんが、出来る事をするしか無いですね。
皆さんが健康でありますように。
ではっ。