202212/12
もう師走なのね・・・
こんにちは。
寒くなってきて、やっと師走になったと実感してきた日金ブログ担当です。
今年の残りもあと三週間となり、気分が慌ただしい ^^;
気が焦ったからと言って、いつもよりも早く仕事が片づくわけでも無く、なんとなくソワソワとした気分。
毎年の事ですが、やり残したことがないか?または、またひとつ歳を取ってしまうよー!!っという焦りなのかも知れません。
いずれにせよ、終りよければ全てよしの気持ちで、ケガの無い年末を過ごしましょうね。
さて、世の中の不安要素にも関わらず堅調推移のLME銅相場です。
アメリカの金利が上がって金融引き締めを継続し、仮に景気減速しようともインフレを抑える作戦が実行されているのに、投資している人達はカナリ楽観的です。
悪い情報には、金利上げのスピードが緩和されるとのポジティブ反応で、良い経済指標によって利上げが加速するとの報道には、中国のゼロコロナ政策緩和でポジティブ反応。
どちらにせよ、ポジティブ反応 ^^;
これってホント??
よく分からないけど、世の中は金融緩和により行き先の定まらない資金がウヨウヨと余っているのかも知れないですね。
どこかに投資して運用しなければならないようで・・・、消去法で考えれば資源として将来に値上がりが期待出来る銅で運用しようと考えているのかも?
アメリカのゴールドマンサックス社が銅は一年後に最高値を更新するとの予測を発表。
いつもながら言うのは勝手ですが、相場に影響力のある大手が予想を発表すると影響を受けます。
予想を発表するのは自由なのでしょうが、風説の流布に近いのでは??
株価予測は色々な証券会社があるので信じようが信じまいが自己判断と言えますが、商品相場の中の銅という原料の取引スケールを考えると、株価予測と同類とは言えないと思うのですが・・・^^;
一年後の世界がどのようになっているのかは分かりませんので、毎日を懸命に頑張るしか無い日金ブログ担当。
インフレ抑制の効果と景気を慎重に見ていくしか無いですね。
今週は年末最後のビックイベントがあります。
アメリカの消費者物価指数と政策金利の発表。
このイベントで今年の乱高下の〆となります。
まあ、この結果を見て来る新年の予想が続々と出てくるのでしょう。
銅の相場に影響を及ぼす要因をいくつか考えておきましょう。
景気敏感商品と言われる銅ですので、アメリカの金利上げによる景気減速。
インフレの動向により金利の上げ方が決まる。
中国のゼロコロナ政策の行方。
中国経済の回復度合い。
楽観的なコメントもあれば、悲観的なコメントもある。
素直な気持ちで考えれば、金利上昇局面において商品相場が上昇する事は考え難い。
なぜなら、金利上昇により借り入れコストが増加するので投資が抑制されるから。
インフレが収まれば良いのですが、一度上がった賃金を下げることは難しいので、インフレは行くところまで行くしか無いと言う考え。
さらに、中国のゼロコロナ政策の緩和期待ですが、ワクチン接種の進んでいない中国において移動制限を緩和すれば感染爆発になりはしないか誰にも分かりません。
感染者が急増しても今後は発表しない可能性もある。
中国の不動産支援に63兆円もの融資枠を設定とのニュースもありますが、財政の立て直しは先送りするほどの危機的状況とも言える。
この先、どのように景気回復をさせるのか手段は限定的では??と危惧する声もある。
ホントにどうなるか分からない銅!!
参りました ^^;
皆さん、年末年始の予定はお決まりですか?
日金ブログ担当は家族旅行で新年を迎える予定です。
ひとときでも相場を忘れて楽しみたいですね ^^
良き新年を迎えるためにも、ケガなどに要注意。
片づけで発生した金属は日金へ!!
どうぞ、よろしくお願いします。
くれぐれも元気で新年を迎えるように頑張りましょうね。
ではっ。