日金ブログWEBLOG

202305/29

梅雨が始まりますね。

こんにちは。

ドンヨリとした雨模様の東京日金本社です。

湿度も高くなってきて、そろそろイヤな季節の始まりですね。

本社工場に隣接する公園の紫陽花もチラホラと咲き始め、いよいよ梅雨が始まります。

梅雨寒と言われ、気温は下がる傾向のようですが、湿度が高く蒸し暑い感じがしますね。

食中毒の季節でもある。

食べ物の管理には注意しましょうね。

 

さて、ブログ更新が日増しに後ずれしているのはいつもの事として・・・。

何とも分かり難い相場に悩まされています ^^;

日本においての銅相場計算方法は、海外取引所のドル建て価格×日本円為替相場+輸入経費など。

現状のドル建て銅相場は、直近の高値から1000ドルの下落になっています。

原因は、中国の景気回復が思っていたほどでは無いとの観測からです。

アメリカの地方銀行の破綻など、株式相場を揺さぶるニュースはありましたが、資源に関しては中国の動向次第と考えた方が良いように思います。

世界経済がインフレ退治のための利上げに向かっています。

金利高の世界では、需要も減っていくと考えられます。

その結果、中国の製造業の輸出は減少していくと予想されます。

中国の経済指標は、軒並み減速傾向を示しており予想されたゼロコロナ解除後の景気回復にはほど遠い状況のようです。

また、不動産による地方政府の収益構造の改革を進めなければならないので、税収を稼ぐ手段に乏しいと言われています。

国内不動産会社の経営悪化による不良債権処理に関わるお金も必要ですので、収入が見込めない中では厳しい道のりが予想されます。

現状では八方塞がりの様相です ^^;

また、若年層の就職難も言われています。

大卒者の18%ほどは、就職先が無いとのニュース。

若者の仕事が無いと言うのは深刻な状況で、社会不安を連想させます。

パイの大きな市場ですのでいずれは回復していくと考えていますが、直ぐにと言うわけにはいかないかも知れません。

アメリカの債務上限問題が解決しました。

6月にはデフォルト(債務不履行)のXデーが来ると毎回の様に怖がらせられますが・・・。

結局、大勢の予想通り政治劇の結末です。

これに反応して、株価は急騰しています。

日本株においては、33年ぶりの31000円台の日経平均です。

外国人買いだと言われていますが、今までの安値放置の見直しなのか・・・。

私が証券会社で働いていた頃の価格です。

なんとも笑っちゃう位のビックリ価格です。

今まで、上がらなかったのも不思議ですし、今更ながら33年も前の話も笑ってしまう。

それほど日本株が注目されなかった時代が、終わりを迎えるのかも知れません。

PBR(株価純資産倍率)が1倍以下の会社がゴロゴロ ^^;

異常な状況が放置されてきたと考えても良いと思います。

これから先に良い時代が来れば良いのですが・・・。

為替においては、アメリカのインフレ懸念が根強い事もあり、更なるアメリカ政策金利上げがささやかれています。

これにより円安ドル高となり、国内銅建値の下落幅は少なく抑えられています。

建値の計算方法は、上記を参考にしてくださいね。

株、為替、銅相場ともに不安定な上の現在価格です。

相場に安定など無いのですが、この先の年末までは波乱が予想されます。

注意していきましょう ^^

 

雨と紫陽花はどうしてこんなに似合うのでしょう。

人にとって雨の季節は鬱陶しいものですが、雨水は人間が生きていくためには必要不可欠。

植物は、その存在自体が不可欠なパートナーとお似合いな美しさを兼ね備えているのでしょうか。

雨の季節を楽しめる余裕が欲しいですねえ。

傘を持ち歩くのが、面倒くせーって言わないように ^^;

ゴールデンウィーク明けに風邪を引いてしまったブログ担当。

最近は、回復が遅いような気がします ^^;

皆さんも季節の変わり目に体調管理にお気をつけください。

ではっ。