202410/01
新しい期にあたり
こんにちは。
今日は10月1日です。
日金の新しい1年の始まりです ^^
今期もお役に立てるよう努力していきます。
よろしくお願い致します。
さて、銅相場の状況から検討しましょう。
中国の景気不安からジリ安傾向であった銅相場ですが、中国の景気対策が発表された途端に急騰しました ^^
為替も関係しますが、建値ベースで14万円の急騰。
こんな相場では、誰も仕事になりません ^^;
株取引とは違い、すぐに買ったり売ったり出来る商品では無いので、相場の乱高下には正直困ります。
ですが、果たしてこれ程までの急騰を演じるほどの景気対策の中身なのでしょうか?
預金準備率の引き下げや住宅ローン金利の引き下げなどが主な内容ですが、資金を借りたいという需要があれば効果的な策ですが、資金需要があるのでしょうか?
不動産バブル崩壊と騒がれていますが、この程度の対策で不動産需要が盛り上がるのでしょうか?
甚だ疑問に感じます。
若者の失業率が48%と言われ、賃金の未払いが多く起こっている国がGDP5%成長を達成出来るのだろうか。
日本のバブル崩壊を経験した日金ブログ担当の考えは、こんな対策で景気が上向くとは思えない。
しかし、相場は買うネタがあれば良いのか、急騰しています。
どうなってるの?
相場は理解不能ですね。
上海株式相場や銅相場の急騰にはついて行けないです ^^;
また、日本国の新しい総理大臣が決まりました。
どなたがなっても株式相場と為替相場は反応したと思いますが、景気にとってはマイナスのイメージが強いようです。
新総理は財政規律を重んじるため、アベノミクスとは別な方向に向かうとの予想でしょうか。
デフレ脱却の為に低金利政策を続けて来ましたが、そろそろ転換点を迎えているようです。
今期は財政正常化に向かう中での不安定な相場展開になりそう。
中国景気も予断を許さない状況が続きそうです。
今一度、足下をシッカリと見つめて、次の展開にチャレンジしなければならない時かも知れないです。
日本もアメリカも新しいリーダーの下でスタートします。
コロナ禍のツケをどう清算していくのか、シッカリと見ていきましょう。
私たちが扱う銅ですが、未来に向けて必要な金属です。
環境に負荷をできるだけかけないリサイクルをしていきましょう。
猛暑でくたくたになった前期でしたが、秋になり身体の疲れを感じますね。
あんなに暑い夏がこれからも来るのかと思うと、終ったばかりなのに憂鬱な気分になります ^^;
喉元過ぎれば熱さ忘れるの言葉通り、時間が経てば忘れてしまうのかも?
バブルも同じです。
時間が経てばバブル崩壊の厳しい現実を忘れつつあります。
その熱さを忘れずに今期も頑張って行こうと思います。
皆さん、どうぞよろしくお願い致します。
ではっ。