202502/12
トランプ相場は読めないねえ ^^;
こんにちは。
新年が明けたと思ったら、もう2月中旬です。
時間の経過はホントに早い ^^;
ぼーっとしていたら、直ぐに年末になっていそうです ^^;
さて、トランプ大統領の就任から、大統領令を連発しています。
関税による商品価格の動きは難しいとしか言い様がない。
取り方次第で相場を真逆に読んでしまうかも知れませんね。
値動きも激しいですし、相場の怖さをまざまざと感じさせます。
情報を整理しながら、今後の動きも考えていきたいところです。
まずは最大の消費国である中国の景気ですが、相変わらず不景気と考えられます。
不動産不況によるデフレ傾向が鮮明になっていて物を作っても売れないと思われますが、原料需要はなぜかそれほど落ち込んだ感じがしない ^^;
やはり国民の数が圧倒的に多いので、不景気でもそれなりに需要はあるのだろうか?
または、鉄鋼の時もそうでしたが、とにかく生産優先で需要に合わせる感覚では無く、作りすぎた場合は輸出を在庫の調整弁と考えているのだろうか?
いずれにせよ、銅需要が盛り上がり価格が上がるようなネタは無いと思っていましたが、なんだか知らんけど相場は上昇基調 ^^;
うーーん、どうしてだろう??
世界の主な銅の取引所は、ロンドン、ニューヨーク、上海にあります。
その価格を見ると、ニューヨークが急騰しています。
どうやら、トランプ大統領が関税をかける前に相場は先読みして動いているようです。
アメリカが銅の輸入先に関税をかけると、当然ながら関税分だけアメリカ国内の価格が値上がりします。
それを見据えての値上がり。
もはや、需給関係で価格が動く商品相場とは言えませんね ^^;
本来ならば、同じ商品の価格が市場によって乖離している場合は、裁定取引と言われる安い市場で買って高い市場で売るなどの取引が行われ、価格は世界的にほぼ同一価格に収れんされると考えられるのですが、短期的には市場によって大きく乖離してしまう場合もある。
しかし、今回の様な異常な乖離はトランプ相場ならではと考えられます。
また、コロナ禍後の世界は大きな金余りを起こしていて、投資先が見つからないと言う事も商品相場に影響しているとの観測もあります。
世界的なテーマである地球温暖化、脱炭素社会、リサイクル・・・
そのどれをとっても必要不可欠なベースメタルは銅であると考えられます。
トランプ大統領は真逆に向かっていてドリルベイビードリル!!っと言っていましたが・・・^^;
化石燃料を使う事を制限してCO2排出削減するなら、再生エネルギー、再生資源は全て電動化の流れにつながります。
電気製品にはアルミも使われますが、やはりもっとも効率良く導電させるベースメタルは銅です。
よって、将来的にインフレが怖いならば銅を購入しておくのもお金持ちの発想なのかも知れません ^^;
トランプ大統領の交渉術として、最初に極端な事を言ってビビった所に妥協的な条件で合意させるような事が多い。
世界一の経済大国の力をフルに使い切ろうとする ^^;
誰も文句が言えない圧倒的な権力です。
しばらくはジタバタせずに、結果が出てから動くのが得策かと思います。
ストレスの溜まる相場です。
モヤモヤっとハッキリしないのが困りますね。
まあ、分かりやすい相場などあり得ませんが・・・。
ところで、今年の花粉も最悪に飛ぶらしいですね。
あー、辛い時期が始まります。
相場とともに気になる花粉情報 ^^;
しばらくはジッとしていようと思います。
ではっ。