201808/29
酷暑の終わりに。
こんにちは。
残暑が厳しい今日この頃ですが、少しだけ秋の気配を感じる時もありますね。
夜が涼しく感じたり、朝の空気に秋を見つけたり。
今までの経験の中でも最高に暑かった今年の夏ですが、季節は移ろうとしています。
なぜか夏の終わりはセンチメンタルになる日金ブログ担当。
そんな繊細な部分もあるのですよ^^
東京では40度超えは無かったですが、どうせ暑いなら経験してみたいとも思った。
毎年のように観測史上最高気温を観測しているので、来年には東京でも有りうるかも知れない。
夏を迎えるには、一種の覚悟が必要になるかも知れませんね ^^;
まあ、あと半月くらいは残暑に耐えましょう。
さて、国内銅建値が69万円から反発し、現在72万円になった本日。
アメリカとメキシコの通商交渉が合意に至ったとのニュースで最近はリスクオンに傾きつつある相場です。
自動車関税を武器にアメリカに有利な譲歩を引き出そうとするトランプ大統領に従わざるを得ない結果のように思える。
部品の現地調達比率の引き上げ、および部品の40~45パーセントは人件費16ドル以上の地域での生産を義務づける。
ハッキリ言って、アメリカで部品を作って、アメリカから買えという事です。
確かにメキシコから北米への完成自動車の関税はゼロが維持されましたが、多くの部品を組み立てる自動車産業にとって、中身の制約はアメリカ優位になっている。
賃金の低いところに生産拠点を作ってきた日本の自動車メーカーも計画の変更を余儀なくされますね。
自動車の価格上昇に直結します ^^;
強引な手法でアメリカファーストを勝ち取ったトランプ大統領ですが、相場は一応の合意を評価し上昇しています。
来週にはカナダと合意予定と言われていますが、どうなるでしょうか。
NAFTA交渉は一応の決着をみそうですが、米中の貿易戦争の落としどころは見えません。
それが晴れない限り、銅相場は値動きが重くなりそうですね。
国内建値69万円で下げ止まった??のであれば一安心なのですが ^^;
相場はどちらに動くか分かりませんので気を抜かずに行きましょう。
国内建値に換算して高値から15万円下落からの3万円アップ!!
底打ちと判断するには早計かも知れませんが、そう願いたい ^^;
政治的な要素が相場の動きを支配している最近の銅相場ですので、貿易戦争の行方がカギになるのは明らかですね ^^;
需給関係であれば、銅はバランスしていますのでもう少し大人しい相場展開になるはずなのですが・・・。
自国第一主義を掲げるトランプ大統領ですので先行きは読めません。
相場も大事ですが、市中の発生の少なさに悩んでいる問屋さんも多いです。
もちろん日金も同じですが、スクラップの価格が高い時にしか流通量が増えないのは今後も続いていく課題です。
今年いっぱいで雑品などの混合スクラップの輸出が出来なくなると、外国人のヤード業者さんも業態を変えざるを得ません。
その時に競合になるのか協力になるのか・・・・。
私たち、金属スクラップ業界が大きく変化する時が来ています。
今後の業界の動きに慎重に、また真摯に向き合っていかなければなりません。
相場も大事ですが、今後の金属リサイクルの在り方も今後のブログで書いて行きたいと思います。
悩みは尽きないね ^^;
夏が終わりに近づき、少しセンチになっているブログ担当。
夏の疲れが出ているのか・・・。
良い睡眠を得るにはエアコンで温度を下げて、布団をかけて寝る事が良いとテレビで放送していました。
酔って布団からはみ出さないように気を使っているブログ担当です。
エアコンで風邪を引いたら言い訳になりませんので。
皆さんも体調に気をつけて残暑を乗り切ってくださいね。
ではっ。