201709/05
3年ぶり ^^
おはようございます。
秋の気配の漂う東京日金本社です。
8月からずっとサッパリしない天気が続いていますが、今日は青空が見られそうです。
気温はだんだんと下がって来て、夜も涼しいというか少し寒い時もあります。
そろそろ秋物の布団を登場させようかと考えながらも面倒くさいのでタオルケットにくるまっている日金ブログ担当です。
風邪ひくよと自分に言い聞かせても・・・面倒くさいのは何故なんでしょうか ^^;
今夜は布団を出す予定です(笑)
秋の夜長とも言いますが、暑くもなく寒くもなく、よく眠れます。
今年の夏は天候不順でしたから、秋晴れが続くことを期待したいですね。
さて、表題の3年ぶりとは??
3年と言えば浮気でしょう?
って答えるのは昭和の人間に違いない (笑)
日金ブログ担当もこのタイプの人間です ^^
でも、今回の3年は銅相場のお話です。
今現在、3年ぶりの高値になっています。
思えば、ダラダラと下がり続ける相場に何度涙したことか・・・ ( ;∀;)
資源スーパーサイクルと言われ、どの資源も中国の影響でバブル的に値上がりをしました。
2000ドルあたりでピクピクと息絶えそうだった2000年以前のLME銅相場。
それが、中国の市場経済への移行にともなう経済発展によりグングンと急騰し、8000ドル超まで一本調子で駆け上がりました。
その後2008年のリーマンショックを機に一気に2000ドル台まで急落し、上げ幅を全部吐き出すほどの急落。
資源スーパーサイクルの終焉かと思われましたが、その後に中国が打ち出した60兆円にも及ぶ経済対策によって世界経済の悪化が止まると、再び上昇基調に乗りなんと10000ドル超まで急反発しました。
銅の国内建値で100万円に到達しましたが、その後行き過ぎた投資による過剰設備が問題視されはじめ3年以上にも及ぶ下落を経験させられることになりました。
その歴史を踏まえ、現在の高値水準に到達したのは感慨深いところであります。
山高ければ、谷深しの格言を信じれば、急騰には急落がセットになっていると思えるのが今までの経験則なのですが、どこで相場が反転するのかは誰も分かりません ^^;
なんだ??
ここまで引っ張って結局分からないのか???
と言われそうですが、需給関係で商品の価値が決まると考えられますが、銅相場は魔物のことわざを地で行くような投機相場です。
何らかの着地点があるのでしょうが、今のところ着地する地面すら見えない状態です。
ここ数日は、LME銅相場の出来高も減っており、どちらに動くのかは予想も出来ません。
そうは言っても、お仕事はしなきゃいけませんので、地に足をつけた商売をしていきたいと思います。
地に足をつけた商売・・・?
こんな時こそ、当たり前の事を当たり前にやるしかない。
相場を先読みした価格では無く、出来る限りの価格で買い取ること。
相場の上昇に踊ること無く、出来る限り高品質の原料を作ること。
これしかないですね。
現在の相場は国内建値79万円。
計算上では、さらに1万円の上げ余地があります。
浮かれることなく自分たちの仕事をしようと思います。
3年前の記憶って薄いですね。
だいたい昨日の晩飯のおかずでさえ記憶がヤバいのに(笑)
それほど遠い3年前。
良かったことも苦しかったことも感情が薄くなっています。
相場の上昇、下落の記憶が薄いので、危険度に対する認識が鈍くなっているかも知れません。
これからの相場には注意しましょうね。
まさか80万円までくるとは思っていませんでしたが、相変わらず相場の読みは当たりませんねえ ^^;
関係ないけど、ブログを書きながら、早めに布団を出そうと決心しました ^^
ではっ。