日金ブログWEBLOG

201708/30

残暑お見舞い申し上げます。

おはようございます。
雨の続いた今年の夏も終盤にさしかかっています。
梅雨明け直後には猛暑を予感させましたが、過ぎてみれば夏らしくない夏となってしまいました。
海水浴のベストシーズンの間は、雨で気温も低かったので泳ぐ気分ではなかったですよね。
そんな季節もそろそろ移ろう時期を迎えています。
とは言え、残暑は厳しいです。
連日の真夏日に弊社従業員もお疲れの様子 ^^;
あともう一息頑張ってほしいところです。
秋分の日あたりになれば、涼しい風が疲れた体を癒してくれるかも??知れません (笑)

さて、8月中はずっと上昇基調が続いている銅相場ですが、現在のLME銅は6800ドルまで来ました。
どこまで上昇するのかは投機の資金が流れ込んでいますので理解不能ですね ^^;
毎日の値動きを棒グラフのように表示するチャートを見ても目先の抵抗線は見当たらない。
相場用語で青空天井というのですが、澄んだ青空のように突き当たる雲もない状態の事を相場に例えて表現していますが、そのような状況です。
下がるよりも上がる方が、私たち非鉄金属を扱うスクラップ問屋には良いのです。
なぜかと言えば、価格が高い方が売りたいと思う人が多くなって、荷動きが活発になる。
荷動きが良いと業界全体が活性化しますので、利幅を取って商売がしやすいのです。
昨年のようなずっと下がり続ける相場では、業界全体が沈み込んでしまって商売が停滞し、無理に仕事をしようとすれば利幅を極限まで削らなければなりません。
同じ仕事をするのに利幅がその時の相場によって左右されてしまうのがこの仕事のツライところです。
ですが、上昇相場が常に良いかと言えばそうでもない。
メーカーの使用する原料が高くなり過ぎて、使用量を控えることもよくあることです。
売れるつもりで仕入れをしたが、売却先が見つからないなど・・・。
仕入れが先行して自社の在庫が大量に増加してしまい、売却する前に相場が反転下落する可能性も無いとは言えない。
心配事を上げればキリが無いですが、ドキドキ相場であることは確かですね ^^;
現在の市場の状況は、落ち着きを取り戻しています。
上がり始めの時は、在庫の処分をして利益を確定させたい方が多かったように感じましたが、今はそのような方は少ないと思います。
またまた相場の格言を持ち出すと・・・
魚の頭と尻尾は食べられない。
どういう意味かと言いますと、相場の値動きを魚の体に例えると、美味しい身の部分だけを味わいなさいという事。
頭の部分や尻尾の部分を食べようとすれば、骨が刺さって痛い目にありますよという意味を含んでいます。
昔の人は面白い事を言いますよね。
確かに最安値で買う事は出来ませんし、最高値で売ることも出来ません。
自分自身がここで売ると決めた時が売り時になるのです。
相場が大の下手くそな日金ブログ担当はいつもこのような事を考えて日々自分をなぐさめています (笑)
あー、あの時買わなければ・・・
あー、あの時売っておけば・・・
後悔先に立たず ^^;
毎日のお仕事に集中していきましょう。
現在の国内銅建値は77万円。
今日の計算ですと2万円ほどの上げ余地がありますが、9月の建値発表が待たれます。
銅は魔物とよくお客さんに教えて頂きましたが、まさにその様相を呈します。
油断せずに行きましょうね。

残暑厳しい東京ですが、皆さんの地域はどんな感じですか?
夏の暴飲暴食の疲れが出てきた日金ブログ担当ですが、来月は健康に気をつける月にしたいなあと希望しています (笑)
季節の移り変わりに体調管理に気をつけましょうね。
東京より残暑お見舞いお申し上げます。
ではっ。