201703/18
春だねえ ^^
こんにちは。
綺麗な青空の広がる日金本社。
春がまた一歩近づいて来たようなポカポカ陽気となっています。
花粉の飛散が厳しいようですが、寒いよりかはマシですね ^^
桜の蕾もふっくらと膨らみ始め、開花の時に備えています。
日本人は昔から桜の花にいろいろな思いを込めてきました。
刹那なる人生に思いを巡らしたり、時期的に入学試験に重ねてサクラサクを合格の隠語としたり・・・。
戦争の時にはサクラサクラは玉砕を意味する悲しい話もあります。
これらすべてが、桜の花の美しさや刹那な潔さが日本人の心に何かを感じさせるからなのでしょう。
今年も桜の時期がやってきます。
花見で一杯も楽しいですが、心静かに桜の花を見ながら刹那な美しさに思いを馳せる時間も作りたいものですね。
さて、今週はイベント盛沢山と前回のブログで言いましたが、終わってみれば大したことないじゃんというのが感想でしょうか (笑)
ホント、静かにイベントを通過しました ^^
別に脅したわけでは無いですよー。
ホントに心配していましたから ^^;
まず、アメリカの利上げは予想通りの0,25%の利上げを決定。
気になる今後の利上げのペースについても、今までの予想の範囲内のペースで進むとの観測から一時115円以上まで進んでいたドル高円安が現在のところは112円後半です。
これまた微妙な水準ですねえ ^^;
極右政党の躍進が心配されたオランダの選挙結果は、極右が第一党に躍進することは無く、与党が議席を減らしたが第一党を守る結果になりました。
これも相場にとって安心材料になりました。
そのお蔭で相場は方向性無く狭い範囲の動きになっています。
ドル建て商品である銅ですので、ドルの下落により上昇圧力がかかります。
上の話しの理屈は分かりますか??
貨幣の価値が下落すれば、その貨幣で取引価値が決まる商品は価格上昇によってその商品の価値を保つ力が働くのです。
文章ですとなかなか説明し難いので、数字で計算してみますね。
例えば、LME銅相場が5900ドル、為替が1ドル113円の場合。
5900ドル×113円=666,700円
ドル高になった場合は、LME銅相場5800ドル、為替が115円の場合。
5800ドル×115円=667,000円
日本国内では輸入品である非鉄金属の価値はほぼ変わっていませんよね?
為替に影響されて、商品相場が上下しています。
公園にあるシーソーで例えると、座る所は上下しますが中心にある支点の位置は変わらないという理屈です。
座席の部分の片方をLME銅相場として、もう片方を円とドルの為替と考えれば、この関係性が少しわかって頂けるかも??
まあ、いつもこうなると決まったわけでは無いので断定はできません。
昨年の11月にトランプ大統領に決まった時には商品相場の高騰とドル高円安が一気に進んだので非鉄金属は34年ぶりと言われる急騰を演じたのですから。
銅は現在のところ世界の2大生産地で労働ストライキが発生していて供給懸念が噂されています。
需給関係は相場を決める重大な要素ですので、この点から考えても目先の急落は考え難いですね。
何か事件や事故などの突発的な事案が無い限り堅調に推移しそうな雰囲気です。
来週は一週間も会社を留守にします。
遊びじゃないですよ ^^
ちゃんとお仕事ですので。
最近、休暇をもらったばっかりだし・・・ ^^;
働かないとね。
次に更新するときには桜の開花の話しが出ていることでしょう。
今年も素敵な桜を見られるのがとても楽しみです。
週末で三連休の方も多いようですが、楽しくお過ごしくださいね。
では、また再来週に。