こんにちは。
ベタっとした空気に包まれている東京日金本社。
ジメジメしています　＾＾；
暑さは一服していますが湿度が高いですね。
梅雨はまだまだ継続中なようです。
暑いのも嫌いなら、ジメジメしているのも嫌い。
何ともサッパリしない季節です。
来週には梅雨明けするのでしょうか。

さて、ここ最近になって急騰している銅相場ですが、何が起こっているのでしょう。
現在の建値52万円ですが、今の相場で計算しますと55万円以上になっています。
最近では3万円急落することは多々ありましたが、3万円も値上がりすることは無かったので、明日の建値変更が楽しみです　＾＾
しかし、あれほど軟調に推移していた銅相場がなぜこんなに急騰したのでしょう。
上がり始めたのは、イギリスがEU離脱を国民投票で決定してからになります。
日金ブログ担当は・・・
イギリスのEU離脱　→　ヨーロッパ経済に悪影響　→　ヨーロッパ経済の悪化によって中国経済にも打撃　→　中国景気減速　→　銅需要減退　→　相場は下がる
このストーリーを考えていましたが、全くハズレじゃん　＾＾；
相変わらずの相場音痴ぶりであります　(笑)
今回の相場急騰は・・・
イギリスのEU離脱　→　世界景気が不安定なためアメリカが利上げ出来ない　→　アメリカが利上げ出来ないのでドル安　→　資源国通貨がドルに対して値上がり　→　相場は上がる
このような事が起きているように思う。
アメリカの株式も雇用統計の予想以上の強い数字に先行き楽観論が広がり、史上最高値を更新しています。
株価の方も、イギリス離脱の影響は限定的だが世界経済を考慮すればアメリカFRBは利上げ出来ないので金融緩和が継続されるとの思惑で上昇しています。
悪い材料が出てもポジティブな材料に変えてしまう今回の急騰はちょっと怖い感じがします＾＾；
相場の当たらない日金ブログ担当がとやかく言うことではありませんが、下がれば上がる、上がれば下がるのが相場ですので、注意する必要がありますね。
とにもかくにも、低迷していた銅相場が活気付いていることは嬉しい。
明日、建値が変更される予定ですが、一年以上も下げ続けた相場ですのでたまには上げて欲しいところですよね　＾＾；
この変な急騰急落が収まると、今度は商品の需給の話しに移る可能性が高いと思います。
この先の銅の需給予測は、第三四半期においては余剰との予測。
数量は15万トン～60万トンとバラついていますが、余ることは余るらしい。
亜鉛やニッケルのように供給不足の予想になれば急騰も理解できるのですが、銅の供給不足予想は残念ながら無い　＾＾；
商品相場は需給関係がファンダメンタルを決定しますので、先行きに強い相場展開を予想するのは難しいかも知れません。
まあ、日金ブログ担当の予想ですのでハズレる可能性が大ですが、慎重さが大事になると思います。
注意していきましょうね。

今週末には海の日があって祝日になるんですね？
ブログ担当の知らないうちに山の日も出来ていた　＾＾
次は川の日、谷の日・・・出来るでしょうか　(笑)
梅雨が明けたら猛暑到来となりそうですね。
これから厳しい季節の始まりです。
体調管理に注意して頑張りましょうね。
ではっ。