201603/23
桜の花が咲いたよ^^
おはようございます。
桜の開花宣言が出された東京ですが、満開は今月末ごろらしい ^^
日本人の心に様々なことを連想させる桜の花です。
皆さんは何を思い浮かべますか?
花見、お酒、宴会、カラオケ、酔っ払い・・・
春、卒業、別れ、旅立ち、決意・・・
人生、儚さ、刹那、時間・・・
思い浮かべることは人それぞれですが、日金ブログ担当が何を考えたかは分かりやすい(笑)
花冷えの年には長い時間にわたって花を楽しめるそうですよ。
パッと咲いてパッと散るのも潔いですが、長く楽しめるは嬉しいことですよね。
美しい桜の花を見ながら、良い人になりたいと年に一度決意するブログ担当はまだまだ未熟者であります ^^;
さて、未熟者が話す銅相場ブログですが、今回で何回目になるのでしょう?
履歴を見れば分かりますが、350回は超えているはず。
当たらない相場予想もここまでくれば本当になるかも??
まあ、それは無いか・・・ (笑)
ブログ担当の気分とは裏腹に相場は上昇傾向であります。
ドル高の一服感が商品相場にとって好影響となっているようです。
でも、なぜドル高が落ち着くと銅相場にとって良いのでしょうか?
金属はロンドン、ニューヨーク、上海で取引されていますが、その最大の取引はイギリスのロンドン金属取引所で行われています。
LMEというところです。 ロンドン・メタル・エクスチェンジの略。←英語だよ。
リンク会員と呼ばれる取引メンバーが輪になって取引をしています。
輪になってというのは本当で、しかも真っ赤なソファーに腰掛けて取引をするのです。
いかにも見てきたみたいに話していますが、この前テレビで見ましたよ ^^
この場所で世界中の金属取引が行われているのだと思うとちょっと感動した。
話が逸れましたが、商品相場では基本的にドル建て取引です。
ドル高になるということは、銅などを生産している資源国の通貨は安くなる。
資源国では人件費などの固定費を自国の通貨で支払い、輸出する商品の売り上げはドルで回収することになる。
安い自国通貨で固定費を支払い、価値の上昇したドルで売上金を回収するということは、儲かりますよね?
儲かるから、ドンドン増産するし、商品価値を保つためにドル建ての銅価格が下がってもドンドン売っちゃうのです。 だって、儲かるんだもーん !!
と、こんな乗りだったと思います。
日本でも円安ドル高が進み一時は1ドル125円まで円安が進行しました。
そのおかげで、国内銅建値が大きく下落せずに保たれたとも言えますね。
ところが、今はどうでしょう?
年初と比較するとかなりの円高ドル安になっています。
これは為替市場においてドル高が調整局面を迎えたということかも知れません。
ドル高が調整されるとなると、資源国通貨が値上がりしますので前述したことの反対の現象が起きると考えなければなりません。
今度は資源国通過が高くなるので、固定費が増えてしまう。
よって、輸出するドル建ての銅価格は高く売らなきゃやってられないよ!! と、なった。
4300ドル台まで下落したLME銅相場ですが、現在は5000ドル台になっています。
為替においては10パーセント以上の円高、銅相場だけを見れば15パーセント程度の上昇となっています。
大雑把な話ですが、5パーセント程度は、商品相場自体の価値の上昇分と考えられる。
現在の相場の上昇は為替の影響が大きいと考えるのが適当なようですね。
今後、本格的に上昇に向かうには中国の景気回復などの材料が必要になりそうです。
国内銅建値は61万円です。
年末の水準に戻ったところですが、もう一声欲しいところ ^^
さて、皆さんはお花見には行かれますか?
中国人のツアーでも日本のお花見が大人気らしいです ^^
大きな木に可憐な桜色の小さな花はいろいろな感情を呼び覚まします。
しばし花を見て、気分転換をしたい季節でもありますね。
皆さんも素敵な時間をお過ごしくださいね。
ではっ。