日金ブログWEBLOG

201602/02

2月だよーっ ^^

こんにちは ^^
爽やかな青空の広がる東京日金本社です。
どことなく暖かさも感じます。 春が近いのかな。
現在、日金本社のお隣は工事中であります。
何の工事かと申しますと、大田区の公園整備をしています。
私が子供の頃から公園だったのですが、新しく綺麗に整備するのだそうだ。
もともとは日金の脇は石炭を運搬する引き込み線が走っていたそうです。
タマちゃんで有名な多摩川のそばに大きな工場があり、そこに電車で運んでいたのだそうだ。 私の記憶には無いので軽く半世紀前ということなのですが。
引き込み線を公園にしていますので、やたらと細長い公園ですが、地元の人たちにとっても綺麗に生まれ変わるは楽しみです。
実は会社が公園沿いならば、自宅もこの公園沿いにある日金ブログ担当。
梅の木が植えられていて、今現在咲き誇っています。
家ばかりでなく、緑地を作っていくのも街並み作りには必要なようです。
たまには息抜きをしたいと思う仕事と同じなのかも知れませんね。

さて、息つく間もない1月の波乱相場から潮目の変化があるのでしょうか。
先週末の日銀政策決定会合にて追加緩和策としてマイナス金利の導入が決まりました。
このマイナス金利とは、民間金融機関が一時的に日銀に預けておくお金に対して支払われていた0,1%の金利を逆にマイナス0,1%にするとのこと。
何のこと?? と思われた方も多いのではないでしょうか?
EUではすでに導入されていましたが、中央銀行に預け入れている民間金融機関の資金に対して金利を日銀に払いなさいと言うことです。
それによって日銀に預けておくと金利を支払わなければいけないので、違うもので運用しなければならない。 ということは、固まっていた資金を株式投資したり、中小企業へ融資に回したりして資金循環を活性化するのが目的なのです。
国債の買い取りは発行額以上に買い取ることは出来ませんが、マイナス金利には限度が無いので緩和限界説の一蹴効果もある。
この発表で金曜日に大きく株価が持ち直し、年初からの波乱相場の一応の歯止めにはなったようです。
株式相場が落ち着きを取り戻し、リスクオフからリスクオンに雰囲気が変われば原油や銅などの商品相場にも好影響があると思われる。
実のところ、日銀のマイナス金利導入は予想していなかった。
ブログには黒田バズーカを望むと書いてみたけど、ご存じの通り希望的観測の多々ある日金ブログですので、今回の緩和はサプライズ的で嬉しかった。
でもね、市場には相場が立ち直るのを求めない人間も多く、乱高下させることを目的にしているファンドが存在する。
市場の心理を突く投資方法ですが、日金ブログ担当はキライな手法です ^^;
弱気な心理を利用し、トレンドフォロー型のシステムを屈指して売り崩すのだそうだ。
本来の相場水準よりもセンチメント(投資家心理)に左右され想定以上に相場が下落する最大要因と思われる。
まあ、正当な投資ですので裁かれることは無いのですが。
基本的に現場で重いものを運んだりしている日金のような仕事では、エアコンの効いた部屋の中でコンピューター売買を繰り返す連中には叶わないのかと頭にくるのだ(笑)
銅相場は中国景気減速が足枷となりなかなか上昇気流には乗れませんね ^^;
やはり中国に始まり、中国に終わるのが銅相場なのでしょう。
中国の製造業PMIも低水準でした。
このあたりが改善しないとダメなのかなぁ ^^;
しかし、状況は確実に良くなっている。
原油相場も26ドル台まで下落してリーマンショック後の最安値を更新。 
今は少し戻って来ています。
そろそろサウジをはじめ、ロシアなどが減産の協議にはいるのではと期待されます。
商品相場の代表である原油価格の暴落は商品相場全体にとって悪影響しかない。
大迷惑なシェア争いにより相場低迷が続いていますが、限度に近づいているのも事実のようです。
金属リサイクルを行う業者も一年近くにわたる下落に疲労しています ^^;
夜明け前が一番暗いのだと信じて頑張りましょうね。
2月の相場が少しは息のつけるような展開でありますように。
なんだか神頼みのような気分 ^^
踏ん張りどころです。
ではっ。