201601/14
まいったね ^^;
おはようございます。
やっと冬らしい寒さがやってきた東京日金本社。
最近の暖かな陽気に慣れた体には堪えますね。
これが平年並みなのでしょう。
急に寒くなりましたので、より寒く感じます。
新年明けから相場は連続下落中ですので、日金ブログ担当の心中もドンヨリと沈みがちであります。
株式市場の不安定、中東不安定による原油安、中国経済に対する減速懸念により年初から大荒れの相場展開となっています。
正月気分を噛みしめることも無く、一気に現実に引き戻されるようなピンチです。
もうちょっとゆっくりとスタートすれば良いものを・・・(笑)
愚痴をこぼすにも嫌気が差すほどの下落相場に手も足も出ないと言った状況です ^^;
落ち込んでいても良い仕事はやってきませんので、何かを考えなきゃいけません。
そう!! 何かを。
そういえば、相場の下落は去年の5月の高値から始まっていますので、かれこれ8か月目になります。
相場の動きが3か月スパンで波を打つものと言われますので、2月には・・・。
でもなあ、2月は旧正月ですので中国もお休みモードになり、商売は盛り上がらないだろうなあ ^^;
こんな事を考えていると、さらに気分が滅入る ^^;
実際にはLME銅相場は底値近辺をうろついていると思われる。
ここから大きく下落するリスクは小さい。 というか、もうかなり下げたという事ですね。
中国主導の資源スーパーサイクルは終焉を迎えたことになる。
ならば、この先も上昇は望めないのかとも思える。
需要の無い商品には値段が無いと言われる商品市場ですので、銅は不要になったの??
いやいや、そんな事はあり得ない。
経済活動が続く限り、銅の需要は無くなることは無い。
自問自答してみても、今の相場の答えにはならないですが・・・。
リーマンショックも大きかったけど、リターンが早く訪れた分、今回の下落の方が厳しいと話す同業者さんは多いです。
そうですよねえ。 買えば下がる、現物が少ないから高値で買取る繰り返しでは問屋はやっていけない ^^;
供給責任という言葉をたまに使ったりしますが、こんな時にこそ問屋の考え方が別れるものです。
もちろん、契約を順守するのが当然なのですが、相場の上下によって納入数量を上下しないと言うのが原料問屋だと考えています。
原料問屋と金属メーカーさんは一対と考えれば、下落局面でも安定的に質の良い原料を供給するからこそ信頼関係が生まれる。
言葉でいうのは容易いですが、これを継続するのは簡単なことでは無い。
安定的に供給することと利益は一致しないことが多いので、相場商品と思って自社の商品を扱えばこの下落局面での売却はしないでしょう。
ですが、金属メーカーさんは計画に沿って生産活動をしているので相場が高いから多く製造しようとは考えていない。
このような相場環境では大きなギャップが生じるのはやむを得ませんね。
良い時もあれば悪い時もある。 割り切っていきましょう。
相場が反転する情報が無い状況で、何が出来るのかをじっくりと考えようと思います。
こんな時こそ足元をしっかりと踏ん張って、何が大切なのかを間違えないように判断しなければいけません。
自分たちが出来ることを真面目にやるしかないです。
落ち込む気分をグッとやせ我慢して、前向きに頑張りましょう。
それしかないですね ^^
ではっ。