日金ブログWEBLOG

201512/01

師走スタート!!

おはようございます。
真っ青な空の広がる東京日金本社。
ようやく冬らしくなってきましたね。
夏は暑いから夏であり、冬は寒いから冬である。
当たり前のようですが、最近の異常気象は過去の経験則を改めさせられる事が多い ^^;
紅葉が終われば本格的に寒い季節が始まりますが、当たり前の季節が寒く感じるのは季節だけのせいではなさそうです。
気温の感じ方も気分に左右されることが多々あり、急に寒くなるとその気温が平年並みであっても凄く寒く感じる。
また、寒い地方に行くときには寒いのを覚悟していきますから意外と寒く感じない事もある。
なんだか変ですよね?
人間の感じ方は主観が大きく影響していますね ^^
日金ブログ担当もほとんどが主観で動いていますので、銅相場が上昇すれば暖かく感じますし、相場が下落すれば極寒の地にいる気分になりますよ(笑)
今日から師走が始まりますが、今年は半分以上の期間は極寒の地で震えていました (T_T)
そんな銅相場の話しをしましょうね。

週末の新聞に銅相場下落についての解説が記事になっていました。
今回の下落の発信地は上海先物市場であるとの内容ですが、上海株式市場にて株価暴落を経て、その資金が商品先物市場に流入しているとの事。
しかも、銅先物の空売りが主要な投資先とのお話です。
個人投資家を中心にして、商品先物取引会社の情報をもとに売りを仕掛けたそうだ。
その量は、先物取引の建玉を5割も増加させるほどの空売りとの情報 ^^;
なるほど~。
これが下落の原因の一つなのかあと妙に納得したブログ担当。
需給関係だけでは説明がつかないほどの下げに戸惑いを隠せない市場です。
中国の景気減速懸念を材料に中国の投資家が上海で空売りを仕掛ける ^^;
変な時代になったなあと思う。
商品で最も大切な情報は需給関係と今でも信じていますが、金融市場での投資が相場を振りまわしている ^^;
目先の利益に一喜一憂する投機の資金とは一線を画さなければいけないとも感じます。
投機に明け暮れる人間たちの考えを予想しても当たるわけがない ^^;
これは今後も悩まされる事になりそうですね。
でもね、頑固に需給関係から銅相場を考えれば・・・(笑)
プラス思考で行きましょうか ^^
相場の下落は減産要因になり、実際に減産を行えば相場上昇要因になる。
資源メジャーの減産発表や中国での精錬銅の減産なども発表され相場を下げ難いと思われる。
また中国の銅精錬大手会社からは悪質な空売りに対する調査を中国政府に求める予定との記事。
現物を扱うスクラップ問屋にとっては非常に腹立たしい話でもある。
自分たちの金儲けのために相場を操作する者は市場から自然浄化されることが望ましいのですが、今の市場にはそのパワーが無いのでしょう。
良いようにやられている感じがする。
先物市場での空売りは最終的には反対売買することによって差金決済される。
期間は3か月先物が多く取引されていると思われる。
ということは、来年の中国の旧正月前には反対売買される可能性が高いと考えられます。
空売りから市場に参加したのであれば、買い戻して取引が完結する。
今現在、相場を押し下げている空売り投資家たちは、将来の買い手になると見方を変えれば、相場の上昇要因として作用するんじゃないでしょうか。
村上ファンドの代表が取り調べを受けているとニュースになっていましたが、相場下落を仕掛けて、一般投資家が下げに耐え切れずに損切りした株を自分たちが買い戻し利益を得る手法で株価操作した疑いでした。
今回の銅相場下落もそれに近い雰囲気がありますよねえ。 
負けてたまるかあ(笑)
買って買って買いまくりたいですねえ。 
なかなかできないけど・・・^^;
カラ元気でも元気出して師走を乗り越えましょう。

年末のお片付けで金属スクラップが出たときには、日金を思い出してくださいね。
どーか、よろしくお願いします ^^
ではっ。