201511/25
冷静に ^^
おはようございます。
ようやく冬が近づいてきたような・・・。
ここのところ、季節が遅れているというか・・頑張れば半袖でも耐えられるくらいの暖かさ?が続いていましたので、冷たい空気とともに熱くなった頭をクールダウンするには丁度良いかも知れません。
冬の匂い、夏の匂い、春の匂い、秋の匂い。
ホントに四季を感じさせる香がある。
青葉の息吹を感じさせる夏の匂いも好きですが、これから始まる寒い季節を感じさせる冬の匂いも好きです。
頭の中に新鮮な空気が染み込むようで気持ちが良い ^^
なんでクールダウンなのかは、後半にお話ししますが悩み多き近頃ですので、冷たい風のお蔭で冷静な判断が出来るようになればいいなあと考えています。
さて、悩み多き銅相場の話しをしましょう。
なんでこんなに下がるの????
クエスチョンマークを四つも付けるほどの????
想定外と言えばそうですが、相場を想定するのもムリな事だと割り切って考えるしかないですね ^^:
直近の高値5300ドルあたりから計算すると、マイナス15パーセント程度の下落。
今年の高値6400ドルあたりから計算すると、マイナス30パーセント程度の下落。
おいおい、こんなんじゃやってられないよーーー ^^;
すいません、ついつい本音が出ちゃった ^^
下落の要因は、銅の最大消費国である中国景気減速。
年初から一年間もこのネタです。
資源の爆食に始まったバブルですので、終焉を迎えたと考えざるを得ません。
でもね、どこからがバブルだったのか見分けがつかないのがバブルたる所以ですよね。
世界の人口は増え続けているのですから、長い先を見れば資源価格は上昇基調と考えるのが自然だと思いますが、そんな悠長なことは言っていられないっていうのもホントですよね ^^;
鉄スクラップ及び非鉄スクラップのすべてが下落していますが、果たして底値はどこにあるのでしょう?
鉄とアルミは中国の供給過剰が価格を押し下げています。
銅に関しては中国の需要減少懸念が相場の下落要因とされています。
金属相場の価格を決める最大の要因は需給関係ですので、どちらも深刻なネタになります。
希望的観測を言えば、銅だけは供給過剰感は少ないのです。
まず、需給関係はほぼバランスしている。
大量に作ろうと思っても、銅鉱石の品位低下及び鉱石の深度化が生産者コストを上昇させ価格下落を抑えると考えられる。
さらに環境対策費が増大していますので、これも生産コスト増加要因。
ドル高が商品相場安につながるとの指摘もありますが、仮に1ドル120円が130円になっても約8%の変動幅ですので、30パーセントも下落する理由には遠いような気がする。 今の下落のすべての説明にはならない。
資源国通貨安が生産者コストを引き下げるとの効果を考えても、下げ過ぎでは??
また、原油相場の下落が商品相場の足枷となっていますが、原因はOPECとロシアとアメリカシェールガスのシェア争いによる供給過剰が原因です。
こう考えると、銅だけ違う感じがしません??
希望的過ぎるかしら ^^;
商品相場全体で考えれば足取りは重いと思います。
ですが、底値はもうそこ(笑)まで近づいているような気がする ^^
12月にOPEC総会とアメリカFOMC会合が開かれますので、何かしらの動きはありそうです。
アメリカの利上げ観測も12月に決定されるのは相場的に織り込み済みと考える。
さっさと上げてもらった方が市場はスッキリするかも知れませんね ^^
もう半年も下げ続けている銅相場です ^^;
泣けてきちゃいます。
上げ下げがあるから相場なのですから、たまには上げてほしい ^^
それまではジッと我慢するしかなさそうです。
暗い顔していると幸運が逃げちゃいますから、元気出して頑張りましょう。
年末の反転を期待して ^^
ではっ。