日金ブログWEBLOG

201511/20

厳しいネエ ^^;

おはようございます。
ちょっと小雨交じりの肌寒い日金千葉事業所。
暖かい日が続いていましたので急に寒くなった感じがする。
体調には気をつけたいですね。
明日から三連休の方も多いとは思いますが、日金は明日も営業日となっていますので2連休であります。
年末に向かって気忙しくなりますので、体調管理も考えて遊びはほどほどにしようと思います ^^ 
ところで、忘年会の予定は決まりましたか?
日金では、千葉事業所と東京本社とは別々に行います。 距離的にも離れているので合同忘年会は難しいのです。 
その代り、新年会は東京本社にて全員で飲み会をします。
遠くて面倒な人もいるかも知れませんが、年の初めに全員が元気な顔でそろって、今年の抱負なんぞをみんなの前で話すのは気分を新たに新しい年に一緒に向かっていく心構えが出来る気がするので、恒例としています。
師走にもなっていないのに新年会の話ししても鬼が笑うのでこのくらいで。

さて、
下げ一本調子の非鉄金属相場。
こんなに悪い相場は記憶に無いほど悪い。
リーマンショックの時の方がまだ良かったとの声もチラホラ ^^;
原油を筆頭とする商品相場の下落、アメリカの金利上げ、中国の景気減速。
この三つが同時進行しているのが今の状況。
原油相場は下落基調が続いていますが、それに伴い商品相場全体が下落傾向になっています。
商品相場は基本的に需給関係が価格を決めるのですが、アメリカの利上げによるドル高基調と中国景気減速による銅使用量の低下懸念も相場の下落要因となっています。
アメリカ利上げは12月のFOMCで決定されると思いますが、その際の為替相場の動きはどうなるのでしょうか?
ドル建て商品の銅はドルが高くなれば、価値が均一と考えればドル価格は値下がりする。
分かり難いと思いますが、国際商品である銅の場合、為替によって価値が変わることは考え難く価値が変わらないように相場は収れんするという考え。
単純な計算式で例えると・・・
1ドル=100円  銅相場=5000ドル としましょう。
円安ドル高になると仮定すると・・・
1ドル=120円になれば、銅相場は約4166ドルあたりになるという考え方。
これで取引価格は同等になります。 掛け合わせてみてね。
商品の価値が同じならば、為替による変動は価格の調整によって収れんされる。
また、銅相場は鉄やアルミとは違い、需給関係が供給過剰になっているわけではない。
現在の価格を鑑みると、銅鉱山における生産者価格を割り込んでいると思われる。
銅鉱石の低品位化と銅鉱石採掘の深度化を考えれば生産コストがこの先に大きく低下することは想定できないので、今の価格帯が長く続くとは思えない。
それにしても下げ基調が長い期間続いていますので、非常につらい所です。
市中での発生は相場下落も影響して非常に悪い状況ですので相場の反転が待たれます。
中国景気も上海株価を見る限りでは落ち着きをとりもどしつつあるようですので、目先 の注目材料は、12月4日のOPEC会合と12月15日のFOMCでの利上げ決定が相場転換の節目になるかも知れませんので注目しましょうね。
盛り上がらない相場ですが、気分まで落ち込まないように頑張りましょう。
寒い季節が近づいていますので、そろそろ冬支度しましょうね。
ではっ。