201506/23
交渉のゆくえは?
こんにちは。
青空が広がる東京日金本社です。
ムシ暑い ^^;
天気予報によると大気が非常に不安定となっていて雷雨が起こりやすいらしい。
地上と上空の気温差が40度を超えると雷雨の確率が高くなるとのお話ですが、いったい誰が測っているのでしょう? 地上では百葉箱というものがあり、気温を測る授業か何かをしたような記憶がありますが、上空ともなれば飛行機が測定するのでしょうか?
誰か知っていますか? まあ、どうでもいいか。
さて、夏至が過ぎてこれから夏本番に向かっていますが中小企業の景気は一向に上向く気配なし ^^;
先日の新聞では企業の96パーセントが景気回復を実感しているとの記事がありましたが、いったいどこの企業を調査したのでしょう。
こちら東京都大田区周辺の企業はまったく景気回復を実感などしていない。
ひょっとしたら、業界がいけないのでしょうか。
大企業が儲かれば、中小企業にも恩恵があるものと考えていましたが、構造が変わってしまっているかも知れません。
まだまだ我慢が続きそうです ^^;
ギリシャ問題が相場を押し下げていますね。
こういうのを交渉上手というのでしょうか?
瀬戸際というか崖っぷちの交渉が続いています。
ギリシャの国民を考えればデフォルトは良い結果を生まないと思いますが、ユーロ圏と世界経済の動揺は景気回復の足どりを重くしています。
今月の債務を乗り切ったとしても、来月再来月にもさらに大きな債務期限を迎える。
根本的な解決を目指さない限り、いつまでもこの問題でドタバタを繰り返すのは滑稽でもある。
自国の問題を相手の問題にすり替えるのが交渉なのでしょうか? 自分の事は自分でやるしかないのに・・・。
良い加減にしないと全員から相手にされなくなりそうなギリシャ。
曖昧な支援期間の延長ではなく、根本的な解決が待たれます。
LME銅相場は、この期間ずっと下げ続け6400ドル台から5600ドル台まで下げ、下落幅は10パーセントを超えています ^^;
現在の国内銅建値は74万円。
80万円台が懐かしいです・・・。
ギリシャ債務問題が騒がれていますが、銅相場の動きを鈍くさせているのは世界銅消費の4割を占める中国景気であることを忘れてはいけません。
不動産市況の悪化により、投資先を探していた投機資金が上海株式市場に流れ込み暴騰させました。 海外勢が参入できない規制された市場であるので、値動きがとても荒いのが特徴です。 先週一週間で13パーセントもの暴落を演じ、休み明けの本日は少し戻していますが、反発力は鈍いですね。
中国の景気減速は深刻との見方もありますので、今後の動向に要注意です。
世界で唯一の景気の良いアメリカ。
金利は上げていく方向に間違いないと思われます。 年内に2回くらいでしょうか。
ギリシャ問題や日銀総裁の円安限界発言を経て、122円台まで上げ戻しましたが、基本的な円安ドル高の流れは変わらずと考えられます。
一連の問題が解決に向かえば、今年のメインテーマであるアメリカ利上げに相場の関心が戻ってくると考えられます。
年内に130円程度までの円安はあるのかも?知れませんね。
そうなれば・・・銅相場もちょっとは良くなるかも??
今はとっても状況の悪い非鉄スクラップ業界ですが、年末に向かって上昇してほしいと願っています。 というか祈っています ^^;
市中の発生が少ないです。 景気が良いと答えた企業さんは中小零細にも恩恵を分けなきゃダメですよ。
独り占めは体に悪いですから、みんなで楽しみましょう ^^
どうか、日金をよろしくお願いします。 っと宣伝か・・・ ^^
ギリシャの交渉のゆくえがスンナリと収まったら・・・もう少し毒を吐きたいと思います。
今日はこのぐらいで。
ではっ。