201501/26
行き過ぎた方向か??
皆さん、こんにちは。
小春日和で午後の睡魔と戦っている日金ブログ担当。
何かやらねば寝てしまいそうであります ^^;
こんな日は、ゴロっと横になってウトウトしたら気持ちが良いんですよねえ。
というか、月曜日からこんな事を考えているブログ担当は気合いが足りませんね。
そもそも、こんなにも気合いが入らないのは下がり続ける相場のせいかも知れません。
どこまで下がるのでしょうか?? 困った困った・・・コマドリ・・・(笑)
馬鹿を言っても全く笑えませんよー ^^;
原油暴落から銅の暴落へと波及しているのか、ギリシャの問題も絡んでいるのか・・・。
今日のブログではゆっくりと考えてみましょうね。
去年の最終建値が83万円でしたから、本日の建値70万円から考えると実に13万円のマイナスです。 なんと15%以上も暴落しています。
原油相場はもともと歪んだ需給関係でして、OPECが生産調整を行っていたからこそ価格を維持できていました。
ですが、OPECの減産分を非OPEC加盟国が増産するという構図に頭キチャッタというのが今回の暴落。
価格維持よりも将来のためのシェア維持へと政策変更したと考えられます。
当然の流れと言えば当然であり、とてもシンプルな考えだと理解できます。
需給のバランスによって価格が決定されるのですから、原油が下がるのは当たり前である。
でもね、銅相場はどうなの??
需給バランスから考えると、こんなにも下がる理由は見当たらない ^^;
日金ブログ担当の希望的観測を差し引いても・・・こんなに下げなくてもいいのにと思う。
LME銅相場が5000ドル台で推移しているのは、2000年以降の中国バブル後の相場では、リーマンショックの時ぐらいしか記憶に無い。
相場は水物と言われますが、新たな展開へと進んでいるのでしょうか。
為替は現在のところ足踏みしています。
115~119円の間での動きとなっています。
年央にはアメリカの利上げが予想されていますが、原油相場の暴落が物価を押し下げていますので、インフレ懸念は遠のき利上げが後ずれするのではとの話もあります。
低金利、原油安は経済にとってはプラス要因が多いと考えられますが、デフレ環境に苦しんで来たリーマンショック後の世界経済は素直になれないのかも知れません。
金融緩和によって大量のお金が市場に流通しています。
その投資先として、アメリカ国債が買われているのでしょう。 世界で一番安全ですからね ^^
そのためにアメリカの金利上昇が抑えられ、日米の政策の違いがあっても金利差は広がらない。 よって、円安ドル高も予想通りには進行しません。
長期で見れば、円安の流れは続くのでしょうが、何ともジレッタイ相場です。
先週末のイベントとして、ギリシャの総選挙が行われEUに求められている緊縮財政を拒否し債務放棄を求めるとした急進左派政党が過半数を獲得するらしい ^^;
前政権の粉飾決算が発覚したギリシャショックからの立ち直り過程での選挙でしたが、ギリシャ国民はとても辛い状況だったのでしょう。
政治の放漫財政により公務員がとても多かったギリシャですが、締め付ける時も厳しすぎたのかも知れません。
国民には感情がありますので、厳しくし過ぎれば反発力が溜まって爆発してしまうのでしょう。 日本の政府にも気をつけて頂きたいところですね。
今後の見通しとしては、とにかくこの相場が下げ止まってほしい。
為替の動きは、今までと変わらず円安の流れが続くと考えられます。
LME銅相場は、売られ過ぎと思われますので反発を期待したいですねえ ^^;
歪みは修正されるので、今回の下落が歪みであれば・・・。
日金ブログ担当は歪みだと思うのですが、下げ続ける相場に弱気な自分がいます(笑)
ユーロ圏の金融緩和策が決まり、ギリシャの選挙結果がでましたので、懸念された悪材料はひとまず出尽くしと思われます。
残るは、原油暴落の及ぼす資源国への悪影響が心配のネタですね。
どこまで行っても心配のネタは尽きない。
心配ネタの出尽くしたところが、最も危険な時なのかも知れませんが。
自分が花粉症であるのも忘れ、早く春が来ないかなあと思わせるような今日の天気。
しばらく、肩の荷物を降ろして今後の展開をゆっくりと考える時期なのでしょう。
次の展開に備えて、パワーを充電するような仕事をしようと考えています。
この相場では、悩んでも答えは出ませんよね。
ひと時、相場は忘れて過ごすしかなさそうです ^^;
ではっ。