201305/14
円安はデメリット??
おっはようございます。
爽やかな暑さの五月晴れで気持ちの良い東京日金本社。
日差しは夏のようですが、湿度が低くカラッと南国風のお天気です。 気持ちの良いのも5月まででしょうね。 もうすぐジメジメした梅雨の始まり。
おっと、先のことを考えて気分を滅入らせるよりも今日の気持ちの良い天気を満喫して、エネルギーを蓄えましょう。
お天気のお話では無いですが・・・どうも最近の報道は、マイナス思考に傾いていてツマラナイ。
アベノミクスと言われる経済政策のスタートによって為替相場の急落が続いています。 メリットもあるが確かにデメリットもある。 今日は為替について考えてみます。
ゴールデンウィークが終わって仕事モードに切り替わったと同時に円相場も100円台になりました。
80円台から半年余りで20パーセントの下落。 確かに急と言えば急ですよね。
100円になってからの報道は、円安により原料価格の上昇、エネルギー価格の上昇。。。給料が上がる前に家計を直撃します!!ってな報道が多い ^^; これってどうなの??
ドル円相場の過去の推移を見てみると・・・
日本の円が360円の固定相場制から変動相場に移行。 行き過ぎたインフレを抑制するために厳しい金融引き締めにより極端なドル高に苦しんでいたアメリカを救うために意図的にドル安に向かわせて対外赤字縮小を目指したのが、プラザ合意。 当時の円相場は1ドル260円でプラザ合意時には240円あたり。 合意後たったの1日で20円の円高ドル安により220円へ。
当時、バブル崩壊に進んでいる日本経済の分岐点になったのはこのプラザ合意ともいえる。
この極端な円高ドル安はその後も継続し、失われた10年と言われる日本経済の停滞期の原因となったと考えられる。
バブル当時の経済成長は輸出によるところが大きかったので、為替の円高は企業にとっては販売価格の低下により、輸出競争力が削がれる結果になりました。
そりゃそうですよね。 為替を1ドル200円とすると・・・日本国内で200円で製造できるものは、アメリカでは1ドルの値段で販売可能となります。運賃とかは考えてないですけど・・・
これが円高になり1ドル100円になったとすると・・・200円のものは2ドルで販売しないといけなくなります。 商品の品質が同程度で価格が高いものは、競争力が無いと言うことになり、売れない儲からない景気が悪いという構図で経済が減速していきます。
為替って怖いですよね。
じゃあ、いったいいくらが適正なのか?
これはその国の経済力の強さや投資規制や金利政策などに複雑に影響される。
また、その時どきの投資家心理にも左右されますね。
歴史的にみると日本経済の適正水準を表す為替相場はどこのあたりなのか?
戦後の日本経済の高度成長期とともに為替の水準は円高となってきました。
固定相場の360円から始まり、プラザ合意の時に240円、さらに1990年には140円まで円高が進行しました。
2000年には年平均106,85円。
2005年には年平均109,26円。
2010年には年平均 86,79円。
さらに2011年に74,98円の史上最高値をつけました。
2012年の年平均は78,82円でしたから、この間ずっと日本のものつくり企業とっては円高と戦ってきた歴史とも言えそうです。
経済規模世界第二位の日本は去年中国に抜かれ3位になりました。 転換点になっても良い時期じゃないでしょうか?
日本企業は、円高により海外に工場を移転させたりして、国内の雇用を減少させてさらなる国内景気の減退を招きデフレスパイラルに落ちこんだと考えられる。
全ての原因が為替とは言いませんが、政府の無策ぶりと為替が経済停滞原因の8割以上を占めるのは否めないでしょう。
現在、円相場の動きに報道は家計を直撃などと、机の上で勉強ばかりしているような経済学者を連れてきてデメリットばかりの話をする。 良く考えてみましょうよ。 そんなんでいいの??
リーマンショックの前は、為替相場は110~125円あたり。 ちょっと前に戻っただけなのに文句言うんじゃないよ。
海外旅行が高くなったとか輸入品が高くなるとか・・・そんなことじゃ景気が良くならなかったことを忘れていませんか?
ニュース番組の内容の無さにガッカリします。 もっとまともな報道をするべきと思う。
今の政策がすべて良いというわけじゃないですが、20年余りの景気停滞の責任は経済専門家たちの責任は重い。 出来なかったんだから、今になってデメリットばかり話してマインドを下げるようなことはするな!!っと言いたい。 やるしかないんだから。。。
先のことを考えて、あれが悪い、これが不安などと言ってもメリットは無いでしょう?
マインドを下げずに一気に駆け抜けるしかないのが今の状況だと考える。
経済にとって非常に大事な消費者心理がマインドの重要部分なんですが、マインドが上がるようなメリットのある話を聞きたいもんですよね。
先の心配よりも今を前向きに頑張っていきましょうね。
今日はちょっと真面目なブログでしたね。
そろそろ熱中症にも気をつけなくちゃいけません ^^;
水分たっぷりとって頑張りましょう。
ではっ。
爽やかな暑さの五月晴れで気持ちの良い東京日金本社。
日差しは夏のようですが、湿度が低くカラッと南国風のお天気です。 気持ちの良いのも5月まででしょうね。 もうすぐジメジメした梅雨の始まり。
おっと、先のことを考えて気分を滅入らせるよりも今日の気持ちの良い天気を満喫して、エネルギーを蓄えましょう。
お天気のお話では無いですが・・・どうも最近の報道は、マイナス思考に傾いていてツマラナイ。
アベノミクスと言われる経済政策のスタートによって為替相場の急落が続いています。 メリットもあるが確かにデメリットもある。 今日は為替について考えてみます。
ゴールデンウィークが終わって仕事モードに切り替わったと同時に円相場も100円台になりました。
80円台から半年余りで20パーセントの下落。 確かに急と言えば急ですよね。
100円になってからの報道は、円安により原料価格の上昇、エネルギー価格の上昇。。。給料が上がる前に家計を直撃します!!ってな報道が多い ^^; これってどうなの??
ドル円相場の過去の推移を見てみると・・・
日本の円が360円の固定相場制から変動相場に移行。 行き過ぎたインフレを抑制するために厳しい金融引き締めにより極端なドル高に苦しんでいたアメリカを救うために意図的にドル安に向かわせて対外赤字縮小を目指したのが、プラザ合意。 当時の円相場は1ドル260円でプラザ合意時には240円あたり。 合意後たったの1日で20円の円高ドル安により220円へ。
当時、バブル崩壊に進んでいる日本経済の分岐点になったのはこのプラザ合意ともいえる。
この極端な円高ドル安はその後も継続し、失われた10年と言われる日本経済の停滞期の原因となったと考えられる。
バブル当時の経済成長は輸出によるところが大きかったので、為替の円高は企業にとっては販売価格の低下により、輸出競争力が削がれる結果になりました。
そりゃそうですよね。 為替を1ドル200円とすると・・・日本国内で200円で製造できるものは、アメリカでは1ドルの値段で販売可能となります。運賃とかは考えてないですけど・・・
これが円高になり1ドル100円になったとすると・・・200円のものは2ドルで販売しないといけなくなります。 商品の品質が同程度で価格が高いものは、競争力が無いと言うことになり、売れない儲からない景気が悪いという構図で経済が減速していきます。
為替って怖いですよね。
じゃあ、いったいいくらが適正なのか?
これはその国の経済力の強さや投資規制や金利政策などに複雑に影響される。
また、その時どきの投資家心理にも左右されますね。
歴史的にみると日本経済の適正水準を表す為替相場はどこのあたりなのか?
戦後の日本経済の高度成長期とともに為替の水準は円高となってきました。
固定相場の360円から始まり、プラザ合意の時に240円、さらに1990年には140円まで円高が進行しました。
2000年には年平均106,85円。
2005年には年平均109,26円。
2010年には年平均 86,79円。
さらに2011年に74,98円の史上最高値をつけました。
2012年の年平均は78,82円でしたから、この間ずっと日本のものつくり企業とっては円高と戦ってきた歴史とも言えそうです。
経済規模世界第二位の日本は去年中国に抜かれ3位になりました。 転換点になっても良い時期じゃないでしょうか?
日本企業は、円高により海外に工場を移転させたりして、国内の雇用を減少させてさらなる国内景気の減退を招きデフレスパイラルに落ちこんだと考えられる。
全ての原因が為替とは言いませんが、政府の無策ぶりと為替が経済停滞原因の8割以上を占めるのは否めないでしょう。
現在、円相場の動きに報道は家計を直撃などと、机の上で勉強ばかりしているような経済学者を連れてきてデメリットばかりの話をする。 良く考えてみましょうよ。 そんなんでいいの??
リーマンショックの前は、為替相場は110~125円あたり。 ちょっと前に戻っただけなのに文句言うんじゃないよ。
海外旅行が高くなったとか輸入品が高くなるとか・・・そんなことじゃ景気が良くならなかったことを忘れていませんか?
ニュース番組の内容の無さにガッカリします。 もっとまともな報道をするべきと思う。
今の政策がすべて良いというわけじゃないですが、20年余りの景気停滞の責任は経済専門家たちの責任は重い。 出来なかったんだから、今になってデメリットばかり話してマインドを下げるようなことはするな!!っと言いたい。 やるしかないんだから。。。
先のことを考えて、あれが悪い、これが不安などと言ってもメリットは無いでしょう?
マインドを下げずに一気に駆け抜けるしかないのが今の状況だと考える。
経済にとって非常に大事な消費者心理がマインドの重要部分なんですが、マインドが上がるようなメリットのある話を聞きたいもんですよね。
先の心配よりも今を前向きに頑張っていきましょうね。
今日はちょっと真面目なブログでしたね。
そろそろ熱中症にも気をつけなくちゃいけません ^^;
水分たっぷりとって頑張りましょう。
ではっ。