201211/20
銅消費100万トン割れ・・・ ^^;
おはようございます。
11月も終盤に差し掛かっておりますが、一向に荷動きの改善の兆しがありませんね ^^;
どうなってるの?? リーマンショックを引き合いに出すのも嫌なんですけど・・・雰囲気の悪化は似たものがある気がします。 年末に向かっているのに、忙しい人がいない。 いろんな人に聞いてみる。 『お仕事、お忙しいですか??』
なんでこんな状況が長く続くのか・・・
今日の新聞の記事ですが、日本国内の銅消費量が『失われた10年』の間に50万トンも失われていた。 今年の消費量は、100万トンを下回るとのこと。
銅の内需のピークは1990年日本の株価が最高値をつけた翌年です。 当時の消費量は年間162万トンだったそうだ。 記事を抜粋するとこんな内容の数字が並ぶ。
どうなってるの??
現在の日本は、バブル崩壊後の失われた10年をはるかに通り越して『失われた20年』と言われるほどの低迷ぶりです。 国際情勢が変化していったのもありますが、国策の無策ぶりが問われる問題も多々ある。
皆さんは、バブルの時代をご存じでしょうか?
当時、金融関係の会社で働いていましたので、もっともバブリーを実感するような環境にあった自分自身。 その時のことは、よく覚えています。 何でも価格の高いものが人気になり、高価なものを持ってることこそがステータスであり、男の存在価値のように言われてた時代。 今からじゃ考えられないですよね。 思い出せば、笑っちゃうような事を真剣に考えていました。 株式相場と土地価格は上がり続けると誰もが疑わない時代。 全く持って根拠なき神話。
そんなバブルを抑制するために日銀のとった政策は不動産融資規制。 土地ころがしで倍々ゲームのように金を稼いでいた連中は一気に消し飛びましたね。 不動産担保、及び株式担保でお金を投資に振り向けていた方たちも急激な金融引き締めにより資金回収を急ぎました。その結果、バブル崩壊。 現在に至るという訳ですね。
当時の目的は、土地の値上がりを抑制してバブルを抑え込む事にあったのでしょうが、日本人の感覚がずれるほどのバブルを放置しておきながら、あまりに急激な政策だったと思われる。もっと早く手を打っていれば・・・今のようにはならなかったかも知れません。
その後は、バブルの痛手の処理に時間を費やしました。 主役を演じてきた銀行や証券会社たちの不良資産処理ですね。 公的資金の注入もありましたし、銀行の倒産処理、証券会社の倒産もありました。 金融システムに支障をきたさないように金融安定化に注力。 バブルの張本人とも思われる金融を守り、金融不安を抑えることに躍起になっていました。
ですが、私たちの生活はどうでしょう? バブルの狂乱時代に戻りたいとは思いませんが、何でいつまでも景気が上向かないのでしょう? っと言うか、悪くなっていますよね ^^;
金融の安定に注力するのは中央銀行の責任ではあります。 しかし、世界経済の状況を見ると金融安定だけが仕事じゃないのは明らかです。 市場にお金を注入してインフレ傾向にしたり、または金利を操作してお金の流れを調整したり・・・それにより景気を支えるのも大きな役割になっています。 っとこの話は、海外の事。
日本国内に話を戻すと、この20年の間に何の政策があったでしょうか? ゼロ金利政策くらいしか思い浮かばないのは自分だけでしょうか?
バブルの後遺症から立ち直るために、必要以上に物価上昇に留意して、必要以上に金融機関を保護したのかも知れません。
為替は、国の経済力の強さを表すと考えていましたが、現代は違いますね。 各国の思惑で為替相場が動くように思われる。 たとえば、輸出企業が多い国の場合は、自国の通貨が安くなれば輸出企業は儲かります。 意図的に通貨を動かせば景気回復の道具して為替を使うことができます。 日本の場合は、もともと輸出で成り立ってきた国家です。 ところが、現在の為替は超円高になっています。 バブル期の経済絶好調の時よりも円高なんです。 海外旅行に行くには最高などと言ってる場合じゃないですよ!! ホントに。 輸出企業が多い国の通貨が上昇していけば、必然的に為替により儲からなくなり、同時に国際競争力が低下します。 もちろん通貨価値が上がれば、輸入品は安く購入することができますが、国内の産業は大きな打撃を受けます ^^; 国内の産業が、海外にでていかざるを得なくなり、産業の空洞化及び国内の雇用が喪失していくという結果になり、いつまでも不景気が継続することになる。
4年前のリーマンショックのあとに各国が取り組んだ通貨安競争は景気回復の手段の一つなんですね。 そう考えると・・・日銀はどうなの??
先ほど書いたように国家の経済力の評価が為替であれば問題はありません。
ですが、金融政策の一環で自国の通貨を安値誘導するような事が行われれば・・・。 そこから先も国力でしょうが、日銀と政治家には考えてもらいたい。 っていうか頭の良い人たちが集まってるんだからわかってるでしょう。
国内の電気メーカーは軒並み巨額の損失を出しています。 もはや日本国内の雇用にこだわる余裕は無いでしょう。 ここまで無策であれば、この国を出るしかない。 国の景気なんかは関係の無い外国で自分たちの会社の業績を守るしか方法は無いと判断するでしょう。
その結果、国内の雇用は減少し、税収も上がらず、さらに不景気が加速する。 どうにもならないです。 年末の選挙が決まりましたが、国民全員で考えなければならない時代になったということを自覚しなきゃいけませんね。
自分の感じた事を一気に書きましたが、気楽に読んでくださいね。 テキトーな話ですから。。。
新聞の記事を見て、時代のスピードを感じます。
今、手を打たなければ・・・この負債も次の時代に先延ばしですか?
考えましょう。
今日は、こんな事考えてます。
ではっ。
11月も終盤に差し掛かっておりますが、一向に荷動きの改善の兆しがありませんね ^^;
どうなってるの?? リーマンショックを引き合いに出すのも嫌なんですけど・・・雰囲気の悪化は似たものがある気がします。 年末に向かっているのに、忙しい人がいない。 いろんな人に聞いてみる。 『お仕事、お忙しいですか??』
なんでこんな状況が長く続くのか・・・
今日の新聞の記事ですが、日本国内の銅消費量が『失われた10年』の間に50万トンも失われていた。 今年の消費量は、100万トンを下回るとのこと。
銅の内需のピークは1990年日本の株価が最高値をつけた翌年です。 当時の消費量は年間162万トンだったそうだ。 記事を抜粋するとこんな内容の数字が並ぶ。
どうなってるの??
現在の日本は、バブル崩壊後の失われた10年をはるかに通り越して『失われた20年』と言われるほどの低迷ぶりです。 国際情勢が変化していったのもありますが、国策の無策ぶりが問われる問題も多々ある。
皆さんは、バブルの時代をご存じでしょうか?
当時、金融関係の会社で働いていましたので、もっともバブリーを実感するような環境にあった自分自身。 その時のことは、よく覚えています。 何でも価格の高いものが人気になり、高価なものを持ってることこそがステータスであり、男の存在価値のように言われてた時代。 今からじゃ考えられないですよね。 思い出せば、笑っちゃうような事を真剣に考えていました。 株式相場と土地価格は上がり続けると誰もが疑わない時代。 全く持って根拠なき神話。
そんなバブルを抑制するために日銀のとった政策は不動産融資規制。 土地ころがしで倍々ゲームのように金を稼いでいた連中は一気に消し飛びましたね。 不動産担保、及び株式担保でお金を投資に振り向けていた方たちも急激な金融引き締めにより資金回収を急ぎました。その結果、バブル崩壊。 現在に至るという訳ですね。
当時の目的は、土地の値上がりを抑制してバブルを抑え込む事にあったのでしょうが、日本人の感覚がずれるほどのバブルを放置しておきながら、あまりに急激な政策だったと思われる。もっと早く手を打っていれば・・・今のようにはならなかったかも知れません。
その後は、バブルの痛手の処理に時間を費やしました。 主役を演じてきた銀行や証券会社たちの不良資産処理ですね。 公的資金の注入もありましたし、銀行の倒産処理、証券会社の倒産もありました。 金融システムに支障をきたさないように金融安定化に注力。 バブルの張本人とも思われる金融を守り、金融不安を抑えることに躍起になっていました。
ですが、私たちの生活はどうでしょう? バブルの狂乱時代に戻りたいとは思いませんが、何でいつまでも景気が上向かないのでしょう? っと言うか、悪くなっていますよね ^^;
金融の安定に注力するのは中央銀行の責任ではあります。 しかし、世界経済の状況を見ると金融安定だけが仕事じゃないのは明らかです。 市場にお金を注入してインフレ傾向にしたり、または金利を操作してお金の流れを調整したり・・・それにより景気を支えるのも大きな役割になっています。 っとこの話は、海外の事。
日本国内に話を戻すと、この20年の間に何の政策があったでしょうか? ゼロ金利政策くらいしか思い浮かばないのは自分だけでしょうか?
バブルの後遺症から立ち直るために、必要以上に物価上昇に留意して、必要以上に金融機関を保護したのかも知れません。
為替は、国の経済力の強さを表すと考えていましたが、現代は違いますね。 各国の思惑で為替相場が動くように思われる。 たとえば、輸出企業が多い国の場合は、自国の通貨が安くなれば輸出企業は儲かります。 意図的に通貨を動かせば景気回復の道具して為替を使うことができます。 日本の場合は、もともと輸出で成り立ってきた国家です。 ところが、現在の為替は超円高になっています。 バブル期の経済絶好調の時よりも円高なんです。 海外旅行に行くには最高などと言ってる場合じゃないですよ!! ホントに。 輸出企業が多い国の通貨が上昇していけば、必然的に為替により儲からなくなり、同時に国際競争力が低下します。 もちろん通貨価値が上がれば、輸入品は安く購入することができますが、国内の産業は大きな打撃を受けます ^^; 国内の産業が、海外にでていかざるを得なくなり、産業の空洞化及び国内の雇用が喪失していくという結果になり、いつまでも不景気が継続することになる。
4年前のリーマンショックのあとに各国が取り組んだ通貨安競争は景気回復の手段の一つなんですね。 そう考えると・・・日銀はどうなの??
先ほど書いたように国家の経済力の評価が為替であれば問題はありません。
ですが、金融政策の一環で自国の通貨を安値誘導するような事が行われれば・・・。 そこから先も国力でしょうが、日銀と政治家には考えてもらいたい。 っていうか頭の良い人たちが集まってるんだからわかってるでしょう。
国内の電気メーカーは軒並み巨額の損失を出しています。 もはや日本国内の雇用にこだわる余裕は無いでしょう。 ここまで無策であれば、この国を出るしかない。 国の景気なんかは関係の無い外国で自分たちの会社の業績を守るしか方法は無いと判断するでしょう。
その結果、国内の雇用は減少し、税収も上がらず、さらに不景気が加速する。 どうにもならないです。 年末の選挙が決まりましたが、国民全員で考えなければならない時代になったということを自覚しなきゃいけませんね。
自分の感じた事を一気に書きましたが、気楽に読んでくださいね。 テキトーな話ですから。。。
新聞の記事を見て、時代のスピードを感じます。
今、手を打たなければ・・・この負債も次の時代に先延ばしですか?
考えましょう。
今日は、こんな事考えてます。
ではっ。