日金ブログWEBLOG

201209/14

QE3が出たーーー。

おはようございます。
相変わらず真夏のような天気の東京日金本社です。 
暑さもここまでくれば立派なものと褒めてやりたいけど・・・体力が日々奪われていくのを感じています ^^; ちょうどこのくらいの時期に体調を崩す人って多いんですよね。 真夏のつもりでクーラーつけっ放しで寝ちゃって・・・とか、夜涼しくなってきたのにタオルケットだけで寝てるとか。。
夏の疲れが蓄積されたところですから、ちょっとした事でも体調悪くなったりするんですよねえ。
気をつけましょう ^^

さて、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和第3弾を決定しました。
予想されていたこととはいえ、景気回復に並々ならぬ決意を感じさせる内容が発表されました。
連邦公開市場委員会(FOMC)で話し合われた内容によると・・・
①住宅担保証券を追加買い取り。 月額400億ドル
②現在のゼロ金利政策を15年半ばまで延長
こんな内容でありました。 先日のヨーロッパの政策と同様に無制限買い取りし、資金を潤沢に供給するとの事。 さらに効果が無ければ、その他の緩和も積極的に実施するとのこと。
なりふり構わずという感じで、当局の強い危機感&景気回復に対する強い意志をあらわした結果と思います。
景気敏感商品の銅にも大きな影響がありそうですね。
もともと、半分くらいは相場に織り込み済みとの判断でしたが、ここまで強い意思表示ですとさらにリスクオンに流れるかもしれません。 ただ、ここまで一本調子に上昇してきましたから・・・この先の上昇には懐疑的とも考えられる。 一応の決着というか目標地点には達したのですから、達成感からこの水準に落ち着くとも考えられる。 ただ、長い目で見れば、欧州の安定+アメリカの景気回復が鮮明になればリスクオンの動きにも安定感が増すでしょうね。 そうなれば、銅を扱う私たちもちょっと安心して取引できるようになるかも知れません。
それにしても、アメリカの金融政策の金額ってとんでもなく大きいですよね。 我が国の日銀の小出し金融政策とは大違い。 市場にショックを与えるような政策でなければ効果は期待できないということの表れだと思います。
18・19日は、日本の金融政策決定会合の予定です。 
欧州、アメリカの金融緩和策に呼応するように超ーー円高になっています。
ここまで、デフレ脱却できない我が国の金融はどのように判断するんでしょう??
今まで通りの大人しい政策じゃあ、この流れに立ち向かうことは出来ないでしょう。 デフレ、円高、産業空洞化の大きな流れに立ち向かうには、国の協力が無ければ出来ないでしょう。 いい加減に思い腰を上げてほしいと心から思います。
建値が少し戻ってきましたから、ちょっとは荷動きがあるかなっと期待してます。
暑さに負けずに元気に営業中。
皆さんも頑張って行きましょう。
ではっ。