201906/24
米中首脳会談の先に
おはようございます。
梅雨らしい週明け月曜日の東京日金本社です。
雨に濡れた紫陽花もまた美しい。
梅雨寒というか、涼しいですねえ。
こんな時に風邪を引きやすいので注意しましょうね。
今週は、G20の最終局面で各国の首脳が大阪に集合します。
いろいろな議題が話し合われることになりますが、その中心にいるのが米中貿易戦争。
直接的な批判は避けつつも、世界経済にとって最重要な議題であることは明らかです。
各国同士の首脳会議が多数行われますが、そのひとつが米中首脳会議。
その会議によって、貿易戦争の懸念が緩和されるのでは??との思惑により株式、商品ともに堅調な値動きとなっています。
今回、首脳会談に応じなければ、追加関税25%を3000億ドルの貿易品に対して課すとのトランプ大統領の脅しともとれる圧力に中国側が承認した感がある。
先週には、習主席が急遽北朝鮮に訪問し、アメリカとの対話を勧め、動きが慌ただしい。
これも米中首脳会談に向けた布石なのでしょう。
時間を掛けて貿易戦争の緩和を図りたい中国側と、大統領選挙に向けて短時間で結果を出したいトランプ大統領の駆け引きが激しい。
現実的には、アメリカと中国の交渉は隔たりが大きいと思われますし、簡単に妥結できる内容では無い。
貿易戦争が解決する可能性は、極めて低い ^^;
ですが、アメリカの中小企業は追加関税に反発を強めているらしい。
中国から仕入れてアメリカ国内に販売している小売業者などは、競争の厳しい中での値上げも難しく、追加関税の吸収もまた難しい。
結局は営業利益が圧迫されて立ち行かなくなるとの不安もあります。
トランプ大統領の選挙基盤になってきた層の国民だけに、判断の難しいところ。
短期決戦を望んだ場合、さらなる貿易戦争激化の可能性も否定できませんね ^^;
とにかく、今週の銅相場は米中首脳会議の内容次第になりそうです。
私たちにはどうすることも出来ないので、まさにまな板の上の鯉状態ですねえ。
イギリスのEU離脱も心配です。
強行離脱をも辞さないと豪語するジョンソン元外相が最有力候補との事。
問題は根深いですね ^^;
国民の中には、不満がたまっていたのでしょう。
経済を最優先にするなら、EU残留がベスト。
ですが、移民問題や歴史的にも宗教的にも問題のある北アイルランドとアイルランド共和国との国境問題。
イギリスとEUの隔たりは大きい。
仮に合意出来なくても10月末の離脱期限は延長しないとされています。
今更、国民投票のやり直しもささやかれ、グダグダ感MAXです。
2年以上も話あって結論を導き出せない議論が、残り3ヶ月あまりで解決するとは思えません。
どうなるのでしょう??
世界には、問題が多いですね。
日本ではひたすら老後に2千万円が不足するのかどうかが話し合われていますよ ^^;
ホントにもうっ (-.-#)
今月になってブログ更新を真面目にしているブログ担当。
誰も褒めてくれないけど・・・。
お仕事の方は停滞していますねえ。
世の中全体的に活気が無い ^^;
次回は明るい話題を集めて更新しようかな。
暗い中にも明るさはあるはず。
明けない夜はないですよ。
今出来ることをシッカリとやるしか無いですね。
頑張っていきましょう!!
ではっ。